次亜塩素酸水登場
2020-05-03 10:30:00
次亜塩素酸水生成パウダーが家庭向けに登場!除菌不足の解消へ
次亜塩素酸水生成パウダーが家庭向けに登場!
新型コロナウイルスの影響で、除菌液やマスクが市場から消え、混乱を招いている中、期待の新商品が登場します。それは、「高純度次亜塩素酸水生成パウダー」です。これにより、次亜塩素酸水の供給不足が解決され、一般の家庭でも手軽に除菌が可能になります。
元北海道電力の広報課長、越智文雄氏が代表を務める株式会社あかりみらいが発表したこの商品は、北海道の小さな企業が長年の研究の成果を結集したものです。経済的にも厳しい状況が続く北海道では、2度目の緊急事態宣言が発令され、特に除菌液の不足が深刻な問題となっています。
次亜塩素酸水は、強力な除菌効果を持ちながらも人体に優しく、空中噴霧も可能という特長があります。食品加工や医療機関、さらには一般家庭でも活用されてきました。しかし、この液体は開封後の効果が短時間で低下するため、保存や長期的な備蓄が難しかったのが課題でした。
今回、株式会社ESIが開発した生成パウダーはその問題を解決します。このパウダーを使用すれば、必要な時に必要な量だけを生成できるため、長期保存が可能になるのです。たとえ品不足になったとしても、パウダー一箱があれば700リットルの除菌水を確保できます。これは、特に医療機関や高齢者施設にとって大きな助けとなることでしょう。
北海道では、この生成パウダーを使った除菌プロジェクトが始まっており、特に注目を集めているのが、北海道沼田町での全戸への除菌液配布です。役場では100リットルのタンクで生成した次亜塩素酸水の提供が行われ、同様の試みは他の自治体にも広がりを見せています。
また、東京都や神奈川県でもこの取り組みが続々と実施され、社会全体でウイルス対策に向けた動きが加速しています。さらに、あかりみらいは179の北海道の自治体にパウダーを寄贈し、住民へ配布する取り組みを進めています。
まとめ
次亜塩素酸水生成パウダーは、ウイルスとの戦いにおける有力な武器であり、全国規模で広がるこのプロジェクトは、今後の感染対策に大きな役割を果たすことが期待されます。これからも、除菌と安全を確保するための取り組みを多くの方々に知っていただき、広く活用していただきたいと思います。
会社情報
- 会社名
-
株式会社あかりみらい
- 住所
- 北海道札幌市北区北十一条西2丁目セントラル札幌北ビル4階
- 電話番号
-
011-876-0820