ムサシフィロソフィーを体現したアート作品の誕生
4月1日、武蔵精密工業株式会社が、ムサシフィロソフィーを表現したアート作品を発表しました。このアートは、「Beyond Language Project」と呼ばれる非言語コミュニケーションに基づくプロジェクトの集大成として位置づけられています。
ムサシフィロソフィーとは?
ムサシフィロソフィーは、創業の精神である「Our Origin」、企業の使命を示す「Our Purpose」、そして行動指針を示す「Our Way」の三つの要素で構成されています。これらは、グローバルに展開する武蔵精密工業のビジョンを支える根幹をなしています。
アート制作の背景
武蔵精密工業は、全世界に点在する14か国36の生産拠点を有し、16,000人以上の従業員が活躍するグローバル企業です。自動車業界が「CASE」と呼ばれる大きな変革の中にあたる今、従業員一人ひとりがフィロソフィーを理解し、共感することが求められています。そんな中で、「Beyond Language Project」は、アートを通じてムサシフィロソフィーを直感的に伝えることを目的に始まったのです。
アートは、従業員の共感を高め、創造性を促進するだけではなく、社外においても興味を引き、コミュニケーションのきっかけを提供することを目指しています。アートの完成が近づく中、ムサシは新たな挑戦への期待を膨らませています。
アート作品について
アート作品のタイトルは「思考時間の冒険者(Thinking Time Adventurer)」で、キューバ出身のアーティストMagdiel Lopezによって創作されました。この作品は、ムサシフィロソフィーを象徴するだけでなく、視覚的な表現を通じて、フィロソフィーの核心に触れさせる試みです。
今後の展開
ムサシ精密工業は、2024年度からの中期を「未来を創る勝負の3年間、“Go Far Beyond!第2ステージ”」と位置づけています。今回のプロジェクトは、従業員がフィロソフィーを考えるきっかけを与え、未来を共に切り拓く重要なステップとなります。アート作品は今後名刺やクリアファイルなどのデザインに活用され、本社のエントランスにも展示される予定です。
ムサシ精密工業について
武蔵精密工業は、四輪や二輪車用のさまざまなコンポーネントの開発・製造・販売を行っており、自動運転や電動モビリティ向けの製品を展開しています。また、先端AI技術を駆使したインダストリー4.0の促進や、カーボンニュートラルへの取り組み、SDGsの達成に向けたオープンイノベーションなど、多岐にわたる事業展開を行っています。このアートプロジェクトは、その一環として、企業理念を再確認し、未来に向けてのさらなる進化を遂げる道筋となることでしょう。
皆さまも、ムサシの新たな試みに注目してみてはいかがでしょうか。