医療機関のレジリエンス向上に欠かせないBCP・BCMとは?順天堂大学浦安病院の事例から学ぶ
2024年8月23日(金)に開催される「医療機関におけるBCP・BCMのあり方」セミナーでは、順天堂大学医学部附属浦安病院の院長補佐・救命救急センター長・救急診療科教授である岡本健氏が登壇します。
本セミナーでは、医療機関が被災時でも必要な医療を提供し続けるために、BCP(事業継続計画)とBCM(事業継続マネジメント)の重要性を解説します。特に、順天堂大学浦安病院が東日本大震災で経験した長期断水や、近年経験したパンデミックなどの具体的な事例を交えながら、組織のレジリエンスを高めるための世界基準のモデルケースを紹介します。
なぜ医療機関にBCP・BCMが必要なのか?
医療機関は、地域社会にとって重要な社会インフラです。災害発生時においても、被災者を救うための医療提供を継続していくことが求められます。しかし、災害発生後の医療需要や早期復旧に必要な情報は刻々と変化し、混乱の中で最適な情報を収集・共有し、迅速に施策を実行することは容易ではありません。
さらに、大規模な災害やパンデミックなど、広範囲に被害が及ぶ場合は、当面は公的支援を期待することが難しく、地域の医療機関の自助と共助によって地域医療を支えなければなりません。
セミナーで得られる具体的な内容
本セミナーでは、以下の内容について詳しく解説されます。
東日本大震災による長期断水の経験: 順天堂大学浦安病院が経験した長期断水から得られた教訓を共有します。
災害レジリエンスとは: 従来の防災との違いを明確化し、災害に強い組織作りに必要な考え方について解説します。
世界標準のBCP/BCMの基本知識体系: 医療機関におけるBCP/BCMの構築に必要な10項目について、具体的な内容を説明します。
過去のBCP実施例: 新型コロナ・パンデミックなど、過去の経験から得られた教訓を踏まえたBCPの実施例を紹介します。
現在の取り組み: 医療デジタルレジリエンスに関する共同研究など、最新の取り組みについて紹介します。
質疑応答/名刺交換: セミナー後には、講師への質問や参加者同士の情報交換の機会も設けられます。
セミナーの詳細
日時: 2024年8月23日(金)午後2時~4時
会場: アーバンネット神田カンファレンス(東京都千代田区内神田3-6-2 アーバンネット神田ビル)
受講方法: 会場受講、ライブ配信(Zoomウェビナー)、アーカイブ配信(2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可)
問い合わせ先
新社会システム総合研究所
TEL: 03-5532-8850
Email: [email protected]
URL: https://www.ssk21.co.jp
新社会システム総合研究所(SSK)について
新社会システム総合研究所(SSK)は、1996年設立以来、法人向けビジネスセミナーを年間約500回企画開催し、経営戦略、マーケティング、テクノロジーなど、多岐にわたるビジネス情報を提供しています。常に最先端の情報を発信し、お客様の戦略パートナーとして、事業の成功と拡大に貢献しています。
本セミナーは、医療機関のBCP・BCMに対する理解を深め、災害に強い組織作りを推進するための貴重な機会となります。ぜひご参加ください。