アート水族館 átoa
2021-08-05 18:07:22
神戸に誕生!アートといきものが融合した新感覚水族館átoa(アトア)
神戸に誕生する新感覚水族館átoa(アトア)
2021年10月29日、神戸に新たな水族館「átoa(アトア)」がオープンします。この水族館は、アートと生き物たちが融合する全く新しい体験を提供する場所です。約100種類、3,000点もの生物が展示される中、デジタルアートや演劇の要素も取り入れた空間が広がります。
アートと自然の共演
「átoa」という名前は、「Aquarium(水族館)」と「Art(アート)」を組み合わせた言葉。神戸ポートミュージアム内に位置するこの施設は、美術館のような外観を持っており、訪れた人々に新たな感覚の体験を提供します。
神戸は元々、六甲山と瀬戸内海に囲まれた地形を持つ場所。átoaの外観も、その地形を反映し、特別な質感を持たせています。施工に使用された土砂は六甲山と瀬戸内海から取り寄せられ、約4,000平方メートルの壁面は300万リットルの水で削られ、地層のような美しい風合いを生み出しています。
8つの幻想的なゾーン
館内は8つのゾーンに分かれており、各ゾーンではさまざまなテーマに従って展示と演出が施されています。入場口を入るとまず目に入るのが「CAVE-はじまりの洞窟」。鏡面加工された墙に魚群型の照明が反射し、幻想的な万華鏡の世界が広がります。
その先には、「MARIN NOTE-生命のゆらぎ」が待っています。ウェーブの照明と潮の香りが演出されたこのゾーンでは、トラフザメやチンアナゴなどの生物が水槽内で泳ぎ、まるで海中を漂っているかのような体験が味わえます。
さらに2階には「EREMENTS-精霊の森」が、霧に包まれた樹海の中で淡水魚やカメ、さらにはウッドチャックと出会えるエリアがあります。普通の水族館では見られないユニークな生物が展示されているのが特徴です。
劇場型アクアリウムを楽しむ
3階には劇場型アクアリウムを楽しむための「MIYABI」と「PLANETS」という2つのゾーンがあります。「MIYABI」では、切り絵作家 酒井敦美氏の光の切り絵ショーを楽しめ、訪問者はまるで日本庭園の上を歩いているかのような感覚に浸れます。
「PLANETS」ゾーンでは、宇宙空間と深海の世界を体現。直径3メートルの球体水槽「AQUA TERRA」が設置され、床と天井からの光が降り注ぎ、幻想的な空間を作り出しています。
開放的な屋外展示とカフェ
4階は屋外展示エリアとなっており、「SKYSHORE 空辺の庭」でフンボルトペンギンやコツメカワウソなどに癒されることができます。また、この階にはアトアカフェも併設されており、インスタ映えするフードやドリンクも楽しめます。
展望デッキで楽しむ絶景
さらに必見なのが展望デッキ「ROOF TOP」。神戸の絶景を一望できるこのスポットからは、ハーバーランドやメリケンパークの美しい夜景を楽しむことができます。
アクセス情報
アクセスは神戸阪急前から乗車可能な神姫バス「ポートループ」が便利。また、三宮からでも近隣の観光スポットを楽しみながら徒歩でゆったりと向かうことができます。
新型コロナウイルスの影響で、館内での観覧は日時指定入場制となります。入館チケットは入場日の1ヶ月前から販売される予定で、詳しい情報は公式ホームページをチェックしてください。
まとめ
「átoa(アトア)」は、アートと生き物の新しい形を見せてくれる水族館です。神戸の美しい港を背景に、アートの表現を楽しみながら珍しい生物たちと出会えるこの場所を訪れてみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
株式会社アクアメント
- 住所
- 兵庫県神戸市中央区生田町2-2-2
- 電話番号
-
078-232-4180