アーティストまちだリなが展開する新たな表現方法
アーツコミッション・ヨコハマから選ばれた若きアーティスト、まちだリなが、横浜市戸塚区で特別な滞在制作を行い、オープンスタジオイベント「みつめあうだけ」を実施します。この取り組みは、2026年から2027年にかけて新たな芸術作品を生み出すための前段階として位置付けられています。来年の最終展示では、これらの成果を発表する予定です。
まちだリなは、身体の反応やそれに伴う時間のずれに対する興味を持つアーティストであり、アニメーションや映像作品を中心に活動しています。このプロジェクトでは、視線入力装置を使った、新たな対話の形に挑戦します。まちだの作品は、無言ながらも豊かなコミュニケーションを引き出すことを目指しています。
「みつめあうだけ」イベントの詳細
このイベントは参加者に「ただ20分間、みつめあうだけ」という体験を提供します。二人一組となり、発声や身振り手振りは一切行わず、視線を交わすことに集中します。このような実験的な視覚的コミュニケーションを通じて、従来の会話とは異なる新たな交流の形を探ります。
視線の動きを映像として可視化し、「目で話す時間」とでも言うべき空間を生み出すことが期待されています。どのように私たちが非言語的コミュニケーションを行うのかを深く考察する貴重な機会となるでしょう。参加者が目をそらす場面があっても問題ありません。重要なのは、その時に生まれる無言の感情です。
プロジェクトの背後にある思惑
まちだリなが取り組む「みつめあうだけ」は、視線を通じた対話の可能性を広げ、社会が描く「コミュニケーション」の理解を深める試みです。言葉には表れない感情や存在の証明として、私たちがどのように相手と向き合っているのかを考えさせられます。このイベントは、参加者間で生まれる「遅延」に着目し、そこに新たなコミュニケーションのチャンスが隠されていることを示しています。
開催概要
- - 日時: 2026年9月13日(日)、17日(木) 12:00~17:00
- - 会場: Murasaki Penguin Project Totsuka
横浜市戸塚区戸塚町4247-21地下1階
- - 対象: 誰でも参加可能、参加無料
- - 参加方法: 20分間の体験は事前申込が優先ですが、当日参加も可能です。投影作品は自由にご覧いただけます。
- - 申込方法: こちらのリンクからお申し込みください。
アーティストについて
まちだリなは1997年に千葉県市原市で生まれ、現在は東京および横浜を拠点に創作を行っています。彼女の作品は、意図しない身体的反応やコミュニケーションの文脈を探求しており、多くの国際的な展覧会や映画祭でも評価されています。
未来へのつながり
最終的に、この取り組みは2027年秋から冬にかけて展示される予定です。アートと対話の新しい形を模索するまちだリなのアートプロジェクトは、私たちがコミュニケーションをどのように理解し、発展させるかを示すものとして、非常に重要な意味を持っています。興味ある方は、ぜひこの機会に参加し、思考の幅を広げてください。