住友林業、LGBTQ+施策でPRIDE指標3年連続ゴールド認定！多様性と包容性を重視した取り組み

住友林業、LGBTQ+施策でPRIDE指標3年連続ゴールド認定！

住友林業株式会社は、職場のLGBTQ+施策における取り組みが評価され、2024年度の「PRIDE指標」において3年連続で最高位のゴールド認定を取得しました。これは、LGBTQ+の方が安心して働き、個性を活かせる環境づくりに積極的に取り組んできた成果と言えるでしょう。

PRIDE指標とは？

「PRIDE指標」は、NPO法人work with Prideが策定した、LGBTQ+の従業員が働きやすい職場環境を評価する指標です。「Policy(行動宣言)」「Representation(当事者コミュニティ)」「Inspiration(啓発活動)」「Development(人事制度・プログラム)」「Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)」の5つの項目から評価され、すべてを満たすとゴールド認定となります。住友林業は、この厳しい基準を3年連続でクリアしたのです。

住友林業の具体的な取り組み

住友林業は、LGBTQ+に関する理解を深めるための研修を2021年から3年計画で実施してきました。役員や各部門責任者だけでなく、社員へのeラーニングや、社外相談窓口の設置など、多角的なアプローチで社員の意識改革を推進しています。

2022年には、「パートナーシップ制度規程」を制定し、同性パートナーや事実婚のパートナーにも、配偶者と同様の福利厚生を適用。これは、LGBTQ+の社員にとって大きな安心材料となるでしょう。

さらに、社内ポータルサイトでは、LGBTQ+に関する情報や、東京レインボープライドなどの啓発イベント情報を積極的に発信。オリジナルのアライステッカーを配布することで、LGBTQ+を理解し、支援する「アライ」を増やす取り組みも積極的に行っています。

今後の展望

住友林業は、2030年を見据えた長期ビジョン「Mission TREEING 2030」において、「働く人が活き活きできる環境づくり」を重要な課題の一つとして掲げています。今回のゴールド認定は、その取り組みの成果を示すものであり、今後もサプライチェーン全体で、安全で働きやすい環境づくりに積極的に取り組む姿勢を示しています。