ハブラシリサイクル10年
2025-06-05 11:38:45

ライオン、使用済みハブラシのリサイクル活動10年の実績を披露

ライオン株式会社は、環境への配慮を踏まえ、持続可能な社会の実現を目指して使用済みハブラシのリサイクル活動を推進しています。この取り組みは2015年にスタートし、2025年までの10年間で実に27トン、約216.8万本のハブラシを回収する成果を上げています。

このリサイクル活動は、ライオンが単独で行っているものではありません。地域社会や自治体、さらには環境団体との連携を大切にしながら、誰でも参加できるプログラムを提供しています。特に、テラサイクルジャパンとの協力による「ハブラシ・リサイクルプログラム」では、個人や団体が自発的にハブラシを持ち寄り、地域での資源循環に貢献できる仕組みを構築しました。2015年から2025年の間で、24.8トンのハブラシが登録拠点を通じて回収され、地域に貢献する活動として高く評価されています。

また、ライオンは自治体と積極的に連携し、生活者がより身近にリサイクルに参加できる場を提供しています。例えば、東京都墨田区では行政や学校と協力し、数多くの回収拠点を設け、住民の意識向上に努めています。こうした取り組みにより、健康的な生活スタイルの確立と同時に、環境負荷の軽減を図る動きが加速しています。

ライオンの目指す「ReDesign」という目的は、より良い習慣づくりを通じて人々の日常生活に貢献し、サステナブルな社会を築くことです。この理念に従い、ハブラシの循環利用を進めるだけでなく、教育現場でもそうした考え方が根付くようなプログラムを展開しています。子どもたちが資源の使い方を学び、未来に向けて持続可能な価値観を育むことに重きを置いています。

今後、ライオンは回収したハブラシを質の高い再生プラスチックへとリサイクルする新技術を開発中で、さらなる資源循環に向けた挑戦が期待されます。2019年には、脱炭素社会の実現を目指す「LION Eco Challenge 2050」を掲げ、企業活動全体を通じて環境保護に取り組んでいます。

ライオンのハブラシリサイクル活動からは、個人の参加も重要ですが、地域全体が協力することで持続可能な未来へと近づけることができるというメッセージが強く発信されています。今後もこの活動の進展に注目が集まることでしょう。私たち一人ひとりの意識と行動が、持続可能な社会の礎となるのです。


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会社情報

会社名
ライオン株式会社
住所
台東区蔵前1-3-28
電話番号
03-6739-3711

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