リングローとおかえり集学校の新しい取り組み
リユースPC事業を手掛けるリングロー株式会社と、廃校を活用したIT交流施設を運営するおかえり集学校が連携を深め、全国各地で「おかえり集学校」を窓口とした対面サポートを開始します。この取り組みは、デジタル格差を解消し、利用者が気軽に相談できる環境を提供することを目的としています。
対面サポート体制の始まり
2026年6月1日から、リユースPCブランド「R∞PC」の利用者に対し、おかえり集学校が全国20都道府県、21校での対面サポート提供を開始します。このサポートでは、ユーザーが直接おかえり集学校に足を運び、専門のスタッフから顔を合わせてアドバイスを受けられる体制が整備されます。これにより、電話やチャットでは伝えにくい問題も、直接対話することでより円滑に解決できるようになります。
ユーザーの声に応える
これまで、リングローはリユースPC「R∞PC」を購入した利用者に対して無期限の本体保証と電話サポートを提供してきました。しかし、特にパソコンに不安を感じている方や高齢者からは、「電話だけでは不十分」という声が多く寄せられていました。そのため、直接会って相談できるという新たなサポート形態が創出されたのです。
IT格差の実情
近年、社会全体のデジタル化が進む中で、IT格差の問題はますます顕著になっています。IT機器を持っているかどうかだけでなく、トラブル時に相談できる人が身近にいない、不安で機器を使用できないなどの理由から、特に地方の高齢層などの方々がデジタル機器の利用を諦めてしまうケースが増加しています。
このような背景を受け、リユースPCを購入できたとしても、安心して使い続けられる環境を整えることが急務です。そこで、リングローは相談できる場所を増やすことで、地域社会全体のデジタル利用の向上を目指すことにしました。
相談を支える集学校の役割
一般社団法人おかえり集学校は、2017年から廃校を利用したIT交流施設の運営を行っており、現在は全国20都道府県に21校を展開しています。各集学校ではパソコン操作の相談やオンライン手続きの支援、地元に根ざしたIT教育などを行っています。この活動が他の地域におけるデジタル機器の利用促進に寄与しているのです。
これまでの電話サポートに加え、対面での相談が可能になることで、利用者は自分のペースで質問し、トラブルの解決に向けて直接的なアプローチが可能です。これにより、「分からないことを直接聞く」ことで不安を軽減し、さらなる利用促進につなげていきます。
未来に向けたビジョン
リングローとおかえり集学校は今後も地域に根ざしたサポート体制を磨き上げ、各地域に「困ったときに相談できる場所」を増やしていくことを目指しています。これにより、誰もが安心してデジタルな世界を活用できる社会の実現に寄与してまいります。
この取り組みが、リユースPCの新たな形を提示し、より多くの人々にデジタル技術へのアクセスを広げることを期待しています。