インフォア、AWS上で稼働するエンタープライズオートメーションソリューションを発表～AI・RPAで業務効率化を支援～

インフォア、AWS環境で動作するエンタープライズオートメーションソリューションを発表

インフォアジャパン株式会社は、Amazon Web Services（AWS）上で動作する、エンタープライズオートメーションソリューションを発表しました。このソリューションは、データ統合、AI（人工知能）、機械学習（ML）、RPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）を単一プラットフォームに統合することで、企業全体の業務自動化を促進します。

迅速な自動化と効率性向上

本ソリューションは、Infor Operating Service（Infor OS）を基盤として構築されており、多様なアプリケーションにまたがる基幹システム（ERP）の自動化を効率的に行うことができます。統合コストやリスクを最小限に抑えながら、ビジネスプロセスの継続的な改善と効率化を実現します。

特に、Infor RPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）の導入により、フロントエンドの自動化が強化されました。これにより、反復的な作業やルールベースの作業、大量の低付加価値タスクなどを自動化し、従業員の生産性向上に大きく貢献します。

各機能の詳細

Infor RPA： フロントエンドの自動化に対応。反復作業やルールベースの作業を自動化することで、人的ミスの削減と業務効率の向上を実現します。
インフォアのAI： 自然言語処理（NLP）と機械学習サービスを活用し、意思決定の自動化を支援。最適なアクションの推奨や潜在的な問題の予測、状況に応じたシステム調整などを実現します。
* Infor iPaaS： オンプレミスやクラウドベースのアプリケーションを統合し、バックエンドの自動化を支援。様々なシステムを連携させることで、データの流れをスムーズにし、業務全体の効率化を図ります。

ユーザー事例：Midwest Wheel Companies

米国西部最大級のトラック部品販売会社であるMidwest Wheel Companies社は、本ソリューションを導入することで、納品確認システムのオンライン化を実現しました。顧客対応チームは顧客からの問い合わせに迅速に対応できるようになり、生産性は95%向上したとのことです。

課題解決と今後の展望

多くの企業は、エンドツーエンドの自動化に課題を抱えています。本ソリューションは、RPAを含むすべての自動化技術をInfor OSで統合することで、この課題を解決します。直感的なインターフェースにより、ビジネスユーザーでも容易に自動化フローを作成できるようになっています。

インフォアは、業界特化のInfor CloudSuite製品群向けにRPAフローを提供することで、顧客の高いROI（投資収益率）の実現を支援します。AWS上での稼働により、信頼性、パフォーマンス、スケーラビリティも保証されています。さらに、シンプルで柔軟な価格モデルも導入されており、コスト面でのメリットも享受できます。

インフォアは、本ソリューションを通じて、顧客が自動化の専門知識がなくても、容易に業務自動化を進められる環境を提供することを目指しています。