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ハシビロコウの新たな姿を捉えた『踊るハシビロコウ』

動かないことで知られるハシビロコウの珍しい瞬間を集めた写真集『踊るハシビロコウ』が登場しました。これまであまり知られていなかったハシビロコウの魅力を余すところなく伝えるこの写真集は、2023年の5月12日に全国の書店で一斉発売される予定です。現在、Amazonや楽天ブックスなどで予約受付を開始しています。

この写真集は、ハシビロコウの愛らしい姿や神秘的な舞を、視覚的に楽しむことができる内容になっています。特に注目すべきは、ハシビロコウたちが独自の振る舞いを披露する様子で、各種類ごとに異なる動作のバリエーションが解説されています。また、飼育担当者による鑑賞のコツも紹介されており、読者がより深くハシビロコウを理解する助けになっています。

写真集の内容について

本書の目次には、ハシビロコウの魅力的な振る舞いを証明するための様々なセクションがあります。例えば、ハシビロコウの飛翔の美しさを描いた「飛翔集神のごとき青翼」や、その独特の動作を集めた「動きのバリエーション」などが含まれています。

また、特筆すべきは国内にいる12羽のハシビロコウを紹介する「国内ハシビロコウリスト」です。ここでは、各ハシビロコウの特徴や魅力が詳しく解説されており、ファンならずとも楽しめるページとなっています。

特に、那須どうぶつ王国の「振り袖カシシ」や、松江フォーゲルパークの「前衛過ぎる所作フドウ」、神戸どうぶつ王国の「ボンゴ」など、全てのハシビロコウにはそれぞれ独特な動きがあります。これにより、読者は各地のハシビロコウたちの個性を発見できるでしょう。

著者とその背景

本書の著者、南幅俊輔氏は盛岡市出身のグラフィックデザイナー兼写真家です。デザイン業務に加え、猫をテーマにした本格的な撮影活動を行ってきた経歴を持ちます。これまでに多数の猫に関する著作を手掛けており、今回のハシビロコウに関しても多様な視点でその魅力を引き出しています。著者は『ハシビロコウのすべて』や『ふたばPHOTOBOOK』を手掛けた実績があり、『踊るハシビロコウ』もその流れを受け継いだ作品となっています。

この写真集はA4変型サイズで、全80ページ、価格は1300円（税別）です。ハシビロコウへの深い愛情が込められたこの一冊は、ファンにとって必読の一冊となるでしょう。

まとめ

『踊るハシビロコウ』は、珍しい姿を捉えた写真と詳細な解説が融合した、ハシビロコウの魅力を存分に楽しめる作品です。 飼育担当者のインタビューや全国のハシビロコウたちの特色も紹介され、愛好者だけでなく、一般の読者にも響く内容になっています。
この貴重な作品を通じて、多くの人々にハシビロコウの魅力が伝わることを願っています。

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