ZERONIとInnovation X Solutionsが販売提携を締結しSaaSサービスを強化する

技術革新とコスト削減を目指す株式会社ZERONIは、販売代理店としてInnovation X Solutionsとの提携を発表しました。この提携により、マーケティングオートメーションツール「List Finder」との統合を強化し、SaaS「taias I/F」サービスの販路を広げることを目的としています。

まず、ZERONIが提供する「taias I/F」は、システム間でのデータ連携を自社で簡単に行えるプラットフォームです。従来はSIerへの依存が大きく、要件定義から設計、そしてプログラミングまで多くの時間とコストを要していました。しかし、「taias I/F」では、アシスタントが提供する「クエスト」形式で、ユーザーは必要なタスクを実行するだけで、インターフェースを構築することができます。このアプローチは、従来のやり方に比べて圧倒的に低コストであり、追加のコストと手間を気にせずに済みます。

Innovation X Solutionsは、直感的なUIを備えた「List Finder」を展開しており、マーケティングに初めて挑戦する企業でもスムーズに使用できます。様々なクラウドサービスと連携するこのツールは、ユーザーがより効果的にビジネスを運営できるよう支援することを目指しています。この新たなパートナーシップにより、ZERONIは「taias I/F」の導入を通じて、Innovation X Solutionsのユーザーが簡単にインターフェースを構築できるようにし、業務の効率化とコストの削減を実現するとしています。

「taias I/F」は、ユーザーが自身で構築する体験を強化するために、最先端技術を搭載したキャラクターをアシスタントとして利用しています。これにより、インターフェースを構築する前に操作方法を擬似体験でき、課題解決をサポートする機能を提供します。また、ゲーム感覚で進行するクエスト化されたプロセスによって、タスクが可視化されるため、効率的にインターフェースの構築が進められます。

加えて、「taias I/F」では、何度でもソースコードを生成できるため、仕様変更や追加に柔軟に対応可能な利点があります。そのため、ユーザーは時間を節約しつつ、質の高いインターフェースを構築することができます。さらに、従来のSIerを介する場合に比べて、UXの面でも向上が図られています。プラットフォーム独自の機能により、ユーザーは各システムに直接接続し、要件定義をすることが容易になります。

今回の提携により、ZSERONIとInnovation X Solutionsが相互にリソースを生かしながら新たなソリューションを市場に届けることが期待されています。しかし、特に注目すべき点は、両社の技術が融合することで得られる顧客への多大な利便性です。ビジネスのデジタル化が進む中、顧客が求めるスピーディーかつ質の高いサービス提供が徐々に現実のものとなるでしょう。

今後、ZERONIが展開する「taias I/F」がどのように成長するのか、また、Innovation X Solutionsとの連携がどのような新たな価値を生み出すのか、楽しみです。