アルティメットイベント『ECOPA ULTIMATE DAYS』に100人超集結！初の試みで喜びの声続出

エコパで楽しむアルティメット：『ECOPA ULTIMATE DAYS』イベントレポート

2025年10月から11月にかけて、静岡県袋井市のエコパで開催されたアルティメットのイベント『ECOPA ULTIMATE DAYS』が、大盛況のもとに終了しました。本イベントでは、初心者も参加しやすい工夫が施され、参加者から高評価を得ました。

主催は一般社団法人アザレア・スポーツクラブ。同団体は、ラグビーワールドカップ2019の開催を契機に設立され、地域のスポーツ文化を育んでいます。特に、女性や子どもを積極的に支援しながら、多彩なプログラムを展開中です。

イベントには106名が参加し、年齢層は10代から70代までの幅広い世代が集結。アルティメットが初めての人も多く、参加者の約70%が未経験者という結果になりました。このイベントの特別コーチとして、元アルティメット日本代表の杉山延広氏が指導を行い、ディスクの投げ方や競技ルールの理解を深める機会を提供しました。

参加者は基礎レッスンを受けた後、ミニゲームや、本格的な7対7の試合に挑戦しました。イベント終了後のアンケートによれば、参加者の97.3%が「今後もこうしたイベントに参加したい」と回答し、65%は「とても満足した」との評価を得ました。特に、チームで協力し合う楽しさや、多様な世代との交流が評価され、アルティメットの魅力を十分に体感したようです。

参加者からは「小学生の子どもが楽しめた」「文化系の私でも楽しくできた」といった声が寄せられ、幅広い層が楽しめるスポーツであることが証明されました。また、特に印象に残ったのは「相手を敬うフェアプレー精神」が根付いている点です。アルティメットは審判がいないため、選手同士でジャッジを行う「セルフジャッジ」が採用されています。このルールにより、参加者はより深い学びを得ることができます。

今イベントの成功を受け、アザレア・スポーツクラブは次回の開催を2026年4月以降に予定しており、今回の参加者の声を反映させて、さらに充実したプログラムを提供する意向です。地域の体育の授業への取り入れや、企業でのチームビルディング活動への活用など、アルティメット競技の可能性はまだまだ広がっています。

アルティメットとは？

アルティメットは、フライングディスクを使って行うチームスポーツであり、7人制で構成されています。この競技はアメリカンフットボールやバスケットボール、ハンドボールなど、多くのスポーツの要素を取り入れつつ、身体接触を禁じたルールが設定されています。これにより、全ての年齢層が混合して楽しむことができ、運動が苦手な人でも気軽に参加可能な魅力があります。