東京都が支援する「n/[エヌスラッシュ]」誕生
株式会社ninpathが東京都の社会課題解決型スタートアップ支援事業「Tokyo Co-inNovators」に採択され、プレコンセプションケアを中心とする新メディア「n/[エヌスラッシュ]」をリリースしました。
社会課題解決型スタートアップ支援事業とは
東京都は、社会課題を解決するスタートアップを支援する「Tokyo Co-inNovators」プログラムを2024年度から開始します。この事業ではスタートアップが革新的な製品やサービスを通じて社会課題を解決することを目的とし、企業や組織とのマッチングを支援しています。
今回、数多くの応募企業の中からninpathが、妊活や不妊治療に関するライフプランニングと包括的ケアを検証する事業で選ばれました。これにより、新たなユーザー接点の構築やマインドセットの変革を図ります。
「n/[エヌスラッシュ]」の目的
「n/[エヌスラッシュ]」は、主に20代の働く女性をターゲットにしたメディアで、妊活や不妊治療に取り組む際の課題を可視化し、解決に導くための情報を提供します。行動ハードルを下げるために、LINEやAIチャットなどのデジタルツールを駆使し、ポイントプログラムを活用して、金銭的インセンティブも提供しています。これにより、若年層の早期アクションを促し、ライフプランの実現へとつなげます。
編集長・森陽菜のビジョン
本メディアの編集長に就任した森陽菜は、「n/[エヌスラッシュ]」が自身や他者のライフプランを考えるきっかけとなることを目指しています。彼女は東京都のTOKYOプレコンゼミで得た知識を通じ、妊活は未来を選ぶことに直結していると考えています。妊活は妊娠を希望する人のみのテーマではなく、すべての人が向き合うべき課題であるとの信念を持っています。
メディアパートナーが果たす役割
「n/[エヌスラッシュ]」の立ち上げには、メディアパートナーとして参加しているAll Rightが絡んでいます。同社は、個人がライフプランや妊活について考える際のサポート役を担い、LINE(ピアコネ)などを用いた支援を行います。彼らは「自分らしい未来を考える」ことを重視し、ninpathのアプローチを強化するための協力を惜しみません。
不妊治療可視化アプリ「ninpath」
「ninpath」は、不妊治療の記録や状況の管理、他者との治療データ比較を可能にする可視化アプリです。利用者は自身の状況を客観的に理解しやすくし、今後の治療方針を立てるサポートを受けることができます。また、生殖に関する悩みを専門家が支援するオンラインカウンセリングの場も提供しており、ユーザーの健康的な選択を導きます。
まとめ
東京都の支援を受けた株式会社ninpathは、若年層の妊活をサポートする新メディア「n/[エヌスラッシュ]」を立ち上げ、社会的なニーズに応える取り組みを進めています。今後、妊活に対する理解が深まり、選択肢が多様になることで、すべての人が自分に合ったライフプランを描ける未来が訪れることを期待しています。