キャタラーの教育改革
2026-09-03 11:43:11

キャタラーがTeachme Bizを導入し教育の標準化を実現

キャタラーがTeachme Bizを導入し教育の標準化を実現



株式会社スタディストは、自社のAIマニュアル「Teachme Biz」を株式会社キャタラーの製造部と試験課に導入し、2026年7月から運用を開始することを発表しました。この取り組みは、製造・試験現場の教育を標準化し、技能の伝承を効果的に行うためのものです。

導入の背景と課題


キャタラーは、自動車や二輪車の排出ガスを浄化する「触媒」の開発を行い、国内でトップシェアの自動車部品メーカーです。彼らは高い環境技術を持ち、世界中の自動車メーカーを支えていますが、持続可能な社会の実現や増加するグローバルな需要に対応するため、全社的なDX推進を進めています。

製造現場では、IATFの基準に則った紙のマニュアルが一般的に使用され、品質保証の基盤を形作ってきましたが、紙のマニュアルでは詳細な動作やニュアンスを伝えきれないという問題が存在しています。これにより指導内容のばらつきや、新入社員の動作のイメージのしづらさから作業ミスや品質・生産性の低下が懸念されていました。

数年前から試作を重ねていた動画マニュアルの導入も、制作に時間がかかるという課題を抱えており、これを解決するためにTeachme Bizの導入が決まりました。

Teachme Biz導入の決め手


キャタラー製造部門がTeachme Bizを選んだ理由は主に二つあります。まず一つは、AIによる動作の言語化です。現場の作業者が口頭で伝えるのが難しい動作をAIが容易に言語化し、理解しやすい日本語に変換できる点です。また、「おまかせ編集アシスタント」を利用することで、マニュアルの質を保ちながら効率的に作成が可能です。

二つ目は、初心者でも直感的に使用できるユーザーインターフェースです。パソコン操作が苦手な製造現場の従業員でも安心して利用できることから、広く普及することが期待されています。

具体的な取り組み


キャタラーの機能製造本部では、教育品質の標準化と技能伝承の強化に向けた多くの取り組みが進められています。まず、紙の要領書に加え、動画で補足的な内容を伝える運用です。細かな締め方やしっかり持つとは何かといった難しいニュアンスも動画マニュアルで伝え、教育の質を向上させています。

さらに、新入社員に向けた初心者向けの作業を動画化し、技能習得の均一化を図っています。これにより、未経験者がより迅速に業務に慣れ、高い作業品質を維持できるようになります。

今後の展望


現在はまず操作に慣れることを念頭に置き、頻繁に行われる業務からマニュアルを動画化する試みが進行中です。今年度中にマニュアル作成にかかる時間や工数を分析し、来年度に向けた具体的な目標設定や運用体制の基盤を築く予定です。

また、古い設備に関する技能伝承など、紙のマニュアルでは難しい領域についても動画化を進める考えです。AIマニュアルの導入によって、質のばらつきを抑えつつ、どの従業員でも安定した水準で業務に従事できる体制を整えることを目指しています。

最後に


キャタラーの鈴木隆文様は、Teachme Biz導入の背景について次のように述べています。「紙の要領書では伝えきれない細やかな動作が多く、指導の均一性を欠くことが問題でした。Teachme BizはAIによる言語化が強力で、操作性も良いため、製造部と試験課での動画化を迅速に進めていきたい」とコメントされています。これにより、今後ますます製造現場での教育力の向上が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社スタディスト
住所
千代田区神田錦町1−6住友商事錦町ビル9階
電話番号
050-1744-3760

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