Hacobu、スマートフォンで簡単動態管理プラン実現
株式会社Hacobuは、11月28日から動態管理サービス「MOVO Fleet」の新プランを導入しました。この新プランでは、専用端末を必要とせず、スマートフォンでも簡単に動態管理ができるようになります。これにより、業務用のスマートフォンを導入しているドライバーにとって、より便利で安価なサービスの利用が可能となります。
プラン提供の背景
近年、物流業界では「2024年問題」と呼ばれるトピックが重要視されています。特に法改正によってトラックドライバーの時間外労働が厳しく規制される中、ドライバーに業務用スマートフォンを持たせる企業が増えてきました。これまでのMOVO Fleetでは専用端末が必須であり、ドライバーはこれに加えてスマートフォンの管理も行う必要がありました。この複雑さを解消したのが新プランなのです。
新たなプランによって、スマートフォンのGPSを活用して動態管理が行えるようになります。これにより、ドライバーはのアプリ「MOVO Driver」をスマートフォンにインストールするだけで、すぐに運用を開始できます(※契約が必要)。
プランの特徴
新プランの最大の特徴は、スマートフォン1台で動態管理を簡単に行える点です。これにより、専用端末を持ち運ばなくても、物流管理がスムーズに行えます。さらに、専用端末やコネクテッドトラックとの連携も可能で、ニーズに応じた多様な利用シーンに対応できるのが魅力です。
今後は、カメラ機能や通知機能、通話機能など、スマートフォン特有の便利な機能も順次追加される予定です。これにより、ドライバーの業務が一層効率的に行われることでしょう。
動態管理サービス「MOVO Fleet」とは
「MOVO Fleet」は、車両の位置情報をリアルタイムで取得・分析できる物流に特化した動態管理サービスです。専用端末を使用することで、運行ルート、速度データ、CO2排出量、そして荷物の停留状況など多角的なデータを収集することが可能です。これにより、納品管理や顧客からの問い合わせに対して迅速に対応でき、ドライバーの労働環境改善にも寄与します。さらに、緊急時や災害時のBCP対策にも利用可能です。
企業について
株式会社Hacobuは、2015年に設立され、東京都港区に本社を構えています。代表取締役社長の佐々木太郎氏が率いる同社は、クラウド物流管理ソリューション「MOVO」シリーズを展開し、業界でシェアNo.1のトラック予約サービスや動態管理サービスを提供しています。今後も企業間物流の最適化を進め、ドライバーの働き方を変えるためのさまざまな施策を構想しています。
詳細については、公式サイトをご覧ください:
Hacobu公式サイト
この新しいプランにより、物流業界はますます進化していくことでしょう。