食文化が進化している現代、韓国発のブランド三養食品が、新たなブランド「メップ」を立ち上げ、この度、国際的に人気のあるK-POPグループENHYPENをグローバルブランドアンバサダーとして迎えることを発表しました。三養食品は既に世界中で愛されているブルダックというブランドで知られていますが、彼らの新たなブランド戦略はさらなる注目を集めています。
「メップ」は、2023年にローンチされたブランドで、韓国を含むアメリカや中国、タイなどで展開されており、2025年には日本での発売が予定されています。ブランド名自体には強い意味が込められており、韓国語で「辛い」という意味だけではなく、「魅力的」や「かっこいい」といったポジティブなニュアンスも持っています。これにより、消費者に刺激的で楽しさを提供し、ただ辛いだけではない多様な辛さを体感してもらうことを意図しています。
「Kicks in every bite - 食べる度に走る刺激」というスローガンは、「メップ」が提供するプロダクトの特長を端的に表しています。食事が日常の中で新しい体験へと変わる瞬間を、ENHYPENのメンバーが巧みに表現するショート動画を通じて国内外での認知度を高めていく計画です。
また、三養食品は2023年10月初旬から、YouTube公式チャンネルやInstagram、TikTokを通じてENHYPENとのコラボレーションを発表し、様々なビジュアルコンテンツを公開していく予定です。これにより、彼らのファンや新しい商品に対する期待感を高めています。動画にはENHYPENのメンバーそれぞれの個性が映し出され、商品が日常的に取り入れやすいことを強調しています。
「メップ」は、黒胡椒牛肉味やにんにく貝味の即席麺を展開しており、今後も多様なフレーバーを追加していく予定です。各商品の希望小売価格は158円(税抜)で、全国のスーパーマーケットやECサイトで手に入れることができます。特に、黒胡椒牛肉味は、ピリッとした辛さと深い味わいが特徴で、にんにく貝味はその名の通りにんにくの風味が効いています。
ENHYPENは、2020年にデビューした韓国の7人組ボーイグループで、各メンバーは韓国、日本、アメリカの出身で構成されています。多国籍である彼らは、次世代K-POPグループとして国際的に活躍しています。ENHYPENが「メップ」を通じてブランドのイメージを広めることに期待が寄せられています。
三養食品は、1961年に韓国で設立され、インスタントラーメン市場をリードしてきた企業です。日本法人も展開しており、これからも新しいフードトレンドを創りだしていくことを目指しています。特に、「ブルダック」や新たなパスタブランド「tangle」など、韓国フードの多様性を携え、さらなる成長を目指しています。
今後、メップがどのように市場に受け入れられるか、またENHYPENとのコラボレーションがどのような反響を呼ぶのか、多くの注目が集まっています。