東京電力グループ、革新的な座席管理システムを発表
11月1日は計量記念日。この日、東京電力グループが開発した座席管理システム「セキ×トル」が新たにリリースされました。このシステムは、フリーアドレスを導入している企業にとっての課題を解決し、円滑なオフィス環境の実現をサポートします。
現在のオフィスの課題
従来のワークスタイルでは、社員が出社してから空いている座席を探す必要がありました。人気のある席はすぐに埋まってしまい、早めに出社して席を確保する社員も少なくありません。このような非効率な流れを解消するために、「セキ×トル」は開発されました。それにより、オフィスでの稼働状況が一目で把握できるのです。
システムの特長
「セキ×トル」は、出社率や座席の稼働状況を可視化するレポート機能を搭載しており、企業は必要な座席数を的確に把握することができます。また、存在しない座席のレイアウトを見直し、より効率的なスペースの使い方へと導いてくれます。このシステムは、経営の効率化だけでなく、社員のパフォーマンス向上にも寄与します。
コロナ禍への対応
特に注目すべきは、コロナ禍における活用方法です。「セキ×トル」には、「コロナ罹患者対応機能」があり、過去の利用データを基に濃厚接触者を特定することが可能です。これにより、フィジカルディスタンシングを遵守したオフィスの運用が実現し、社員の安全を守ることができます。さらに、座席の稼働状況をもとに、社員が密集しやすいエリアのレイアウト見直しにも役立ちます。
今後の展望
「セキ×トル」は現在、Android版のリリースに向けて準備中で、将来的にはさらに多くの機能が追加される予定です。例えば、座席のランダム予約機能やチャット機能、勤怠管理システムとの連携などが検討されています。また、社員の健康維持やバーチャルコミュニティ形成に向けた機能の拡充も計画されています。
株式会社テプコシステムズについて
東京電力グループの一員である株式会社テプコシステムズは、電気事業を支えるITソリューションの開発を行っております。1977年に設立以来、電力の発電から送電、販売に至る各工程で重要な役割を果たしてきました。同社は、電気の安定供給を支えつつ、今後は業務の効率化や新たなビジネス領域の開拓に向けて、IT技術の革新を推進していく方針です。
会社概要
- - 社名: 株式会社テプコシステムズ
- - 所在地: 東京都江東区永代2丁目37番28号
- - 代表者: 権田 勇治
- - 事業内容: コンピュータソフトウェアの開発および保守
- - 設立: 1977年7月
- - HP: テプコシステムズ公式サイト
「セキ×トル」は、フリーアドレスの快適なオフィス運営を実現する強力なツールとなることでしょう。働き方が変わり続ける今、効率的かつ安全なオフィス環境の構築に貢献する期待が高まります。