福岡市博物館で「民藝 MINGEI」展が開催される!
福岡市博物館において、2025年2月8日から4月6日まで「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」という展覧会が開催されることが決定しました。この展覧会は、約100年前に柳宗悦が提唱した「民藝」の概念を元に、日常生活の中に潜む美のあり方を再考するものです。
民藝とは、素材の持つ美しさや作り手の思いを大切にする考え方であり、観る人々にその魅力を届けることを目的としています。本展では、「衣・食・住」というテーマをもとに、これまで民藝として知られてきた約150点の作品が展示されます。それらの作品は、私たちの日々の暮らしの中に存在する美しさを感じさせてくれるものであり、特に今の時代に必要とされる要素となっています。
また、現在の民藝の産地を訪ね、その場所で働く作り手や受け継がれてきた手仕事の様子も紹介され、皆さんが新たな視点で民藝に触れられる機会となるでしょう。さらに、展覧会の見どころの一つとして、テリー・エリスと北村恵子によるインスタレーションも登場します。彼らは、現代のライフスタイルに民藝を融合させ、新たな価値を創出しています。
開催概要
- - 展覧会名: 民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある
- - 会場: 福岡市博物館(〒814-0001 福岡市早良区百道浜3-1-1)
- - 会期: 2025年2月8日(土)~ 4月6日(日)
- - 時間: 9:30~17:30(※最終入場は30分前まで)
- - 休館日: 毎週月曜日(2月24日(月・休)は開館し、2月25日(火)は休館)
観覧料
- - 一般: 1,600円(前売1,400円)
- - 高大生: 1,200円(前売1,000円)
- - 小中生: 800円(前売600円)
特に注目したいのが、宮入圭太デザインのアートサコッシュがセットになったチケットです。総数限定で、一般3,100円(前売2,900円)で販売されます。
関連イベント
さらに、本展に併せていくつかの関連イベントも開催されます。例として、2月8日(土)に「MOGI Folk Art ディレクターに聞く、豊かな暮らしのつくり方」というトークイベントが行われます。また、3月8日(土)には「これまでの民藝、これからの民藝」と題した講演会もあります。どちらも福岡市博物館1階の講堂で、無料で参加可能ですので、ぜひお楽しみください。
この展覧会は、民藝の魅力を再発見し、私たちの生活にどのように美が存在しているのかを知る絶好の機会です。ぜひ福岡市博物館を訪れ、民藝の素晴らしさを感じ取ってみてはいかがでしょうか。
詳細については、展覧会公式HPにてご確認ください。