阿蘇くまもと空港での新しい試み
2026年1月3日から5日の間、阿蘇くまもと空港にて、衣類専用自動圧縮機を使った新しいサービスの実証実験が行われます。この実験では、参加者が実際に衣類を圧縮し、その便利さを体感できます。サービスは無料で、予約は必要ありませんので、ふらっと立ち寄って参加できるのが魅力です。
実証実験の詳細
開催情報
- - 開催期間: 2026年1月3日(土)~1月5日(月)
- - 開催場所:
- 1月3日(土)国内線チェックインカウンター前 12:00-15:00
- 1月4日(日)国際線チェックインカウンター前 9:00-14:00
- 1月5日(月)国際線出国待合所エリア 9:00-14:00(国際線で出発する方のみ利用可能)
参加方法
この実証実験では、衣類専用の圧縮サービス「Pocket Tips」を体験でき、手のひらサイズまで圧縮された衣類が簡単に整頓できることが期待されています。特に、旅行者にとっては荷物の整理がスムーズになる助けとなるでしょう。
衣類圧縮機「Pocket Tips」について
「Pocket Tips」は、洋服を専用機械に入れるだけで、約1分で手のひらサイズに圧縮することが可能です。これにより、衣類そのものをコンパクトにし、スーツケースのスペースを有効に活用できます。圧縮率は衣類の種類によりますが、最大で約1/7のサイズに圧縮されることが特徴です。これによって、旅行中にスーツケースを再整理する手間を軽減し、お土産のためのスペースも確保できます。
実証実験の目的と期待
近年、旅行者の荷物の管理や空港での利便性向上に向けたニーズが高まっています。また、スーツケースの不法投棄など、空港側にもさまざまな課題があります。2024年に羽田空港で実施された類似の実証実験では、参加者の89%がこのサービスを利用したいと答え、利便性や省スペースのメリットが認識されました。
実証実験を通じて、多言語対応のタッチパネルや圧縮時間の短縮などを改良し、多くの方が利用しやすい環境を整えることを目指しています。これにより、空港内でのインフラを充実させ、旅客のストレス軽減に貢献できるでしょう。
未来への展望
「Pocket Tips」の導入は、今後日本各地の空港への展開を視野に入れた試みです。また、空港周辺のホテルや公共施設への導入も進め、より多くの人々がこのサービスの便利さを享受できるように発展させていく計画です。堅調な旅行需要に応じて、衣類の収納効率を高め、ストレスを軽減する支援を行っていきます。
協力
この取り組みは、熊本国際空港株式会社の協力を受けて実施されます。熊本国際空港は、地域活性化と物流の拡大を目指し、利用者に開放的で快適な空間を提供するために取り組んでいます。皆様のご参加をお待ちしています!