エミウムが東京医科歯科大と共同でデジタルデンチャー技術を研究開始

エミウムと東京医科歯科大学、CCTの共同研究でデジタルデンチャー技術の未来を拓く

エミウム株式会社は、東京医科歯科大学と「株式会社コアコンセプト・テクノロジー（CCT）」との共同によるデジタルデンチャー技術の研究に乗り出しました。この共同研究は、特に無歯顎補綴領域におけるデジタル化を推進し、入れ歯製作に新たな道を切り開くことを目指しています。

デジタルデンチャーとは？

デジタルデンチャー技術は、入れ歯をデジタル手法で設計・製作するプロセスであり、従来の手法に比べて高精度かつ迅速な製作が可能です。この技術は、歯科医療の現場において、患者一人ひとりに合ったカスタマイズを実現し、より良い治療結果を提供します。エミウムは、この分野での技術革新を進めることを目指し、東京医科歯科大学の金澤学教授とCCTの専門家と連携しています。

共同研究の目的

本共同研究は、デジタルデンチャー技術のさらなる発展を目指しています。具体的には、デジタル化による補綴領域での生産性向上や新たな要素技術の開発が期待されています。これにより、より多くの患者が迅速かつ高品質な治療を受けることができるようになります。

エミウムのビジョン

エミウムは、「歯科医療・歯科技工の原動力を生み出すインフラをつくる。」という企業ビジョンを掲げており、技術革新に向けた様々な取り組みを行っています。デジタル製造技術やAI技術を活用し、歯科医療の効率化を推進するためのソリューションを提供しています。特に、昨年に開始された「エミウムデンタルラボ」は、歯科技工物のデジタル設計・製作サービスとして、多くの歯科医療機関から注目を集めています。