新たな文化を目指すピッチコンテスト「太秦NINJAPITCH 2025」
京都が舞台となるエンタメ系スタートアップのためのピッチコンテストが、2025年9月と10月に開催されることが発表されました。このイベントは「太秦NINJAPITCH 2025 -百花繚乱-」と名付けられており、出場を希望するスタートアップのエントリーが現在募集中です。主催は太秦フェスティバル実行委員会および京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会で、株式会社TOKYO EPICの代表和田亮一氏がプロデュースを担当しています。
コンテストの概要
このピッチコンテストは二部構成で行われ、まず予選大会が2025年9月21日(日)に京都国立近代美術館で開催されます。この日は、10組のスタートアップによるプレゼンテーションが行われ、その中から6組が選出されます。予選大会は「京まふ」と連携していることもあり、注目のイベントとなることでしょう。
決勝大会は2025年10月11日(土)に上七軒歌舞練場で行われ、選ばれた6組がそれぞれのアイデアを発表します。ここでは、5分間のプレゼンテーションとその後の質疑応答が行われ、関係者の交流会も予定されています。コンテストの参加者には最優秀賞として100万円が授与されるほか、京都府や京都市からのサポートや、関連企業との事業連携の機会も得られるという魅力があります。
太秦NINJAPITCHの意義
「太秦NINJAPITCH」は京都府が推進する「太秦メディアパーク構想」の中核として位置付けられています。このコンテストは伝統的な文化が根付く京都から、未来の文化を共創するスタートアップ企業との新たな出会いを創出することを目指しています。映画・アニメ・ゲームを中心に多様なコンテンツ産業が集結する太秦地区は、DX(デジタルトランスフォーメーション)やICT(情報通信技術)関連企業とのコラボレーションを通じて、国内外でのオープンイノベーションの拠点を築いていくことを目標としています。
去年の2023年に行われた初回の「太秦NINJAPITCH」は、東映撮影所特設セットで開催され、2024年には世界遺産である仁和寺での実施が予定されています。これらのイベントには多くのスタートアップが集まり、それぞれの革新を業界の枠を超えて発信する機会となっています。
応募の詳細
エントリーに関しては、コンテンツ産業に新たな価値創造を求めるスタートアップが対象です。具体的には新事業の創出や経営革新、海外展開を考えているスタートアップが参加を希望できます。応募の締切は2025年8月15日(金)23:00で、一次審査の結果発表は8月22日(金)12:00予定、二次審査のオンライン面談は8月25日(月)から29日(金)の間に行われる予定です。そして9月6日(土)には予選大会の登壇者が決定します。
応募方法の詳細やエントリーは、公式サイト(https://uzumasa-ninja.jp/)から確認できます。
主催者の紹介
この魅力的なイベントは、太秦フェスティバル実行委員会(主幹事:株式会社TOKYO EPIC)や京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会が主催し、京都府や京都市、さらには東映株式会社、松竹撮影所が共催しています。また、決勝大会には京都府の行政関係者や、地元企業、投資家、スタートアップ関係者なども参加予定です。
興味のある方はぜひ、エントリーして新たな未来の文化を共創する一員になってみてはいかがでしょうか?これからの京都から生まれる革新に期待が寄せられます。