叡啓大学のイブニングラウンジ開催報告
2023年10月20日、広島市に位置する叡啓大学にて、特別講師として株式会社仕立屋と職人の代表取締役である石井挙之氏を招いたイブニングラウンジが開催されました。このイベントは、学生のキャリア形成支援の一環として、教職員と外部の参加者を対象に行われました。
イベントの概要
日時
令和7年10月20日(月曜日)17:10~18:50
場所
叡啓大学、広島市中区
幹事
叡啓大学
講演者
石井 挙之 様(株式会社仕立屋と職人 代表取締役)
講演テーマ
『成仏のデザイン』
石井挙之氏の経歴
石井氏は、英国Central St Martinsで『物語とデザイン』に関する研究を行い、修士号を取得しています。その後、滋賀県長浜市に移住し、全国各地のプロジェクトに参加してきました。現在は、伝統工芸職人との共同作業によって、着物を「物語」を持たせた意味を持つブランド【シャナリシャツ】を立ち上げており、着物に宿る記憶や想いを現代的な形に再生する取り組みをしています。
講演内容のハイライト
石井氏の講演では、特に着物の歴史について触れられ、もともとサステナブルな仕組みで成り立っていることが強調されました。使われていない着物を新たにシャツとして蘇らせるプロセスを分担することで、地域の新たな雇用を生み出す取り組みについても紹介されました。
実際に、眠っていた着物が職人たちの手によって再生され、新たな命を吹き込まれる過程は、アップサイクルを超えて文化の継承と社会的価値の創出に寄与していることが示され、この「デザインの力」が多くの参加者の心に響きました。
参加者との交流
講演後には座談会も開催され、石井氏はその場に最後まで参加されました。参加者との対話は和やかで、貴重な交流の時間が共有されました。参加した学生からは、「物にあるストーリーが形を変えて渡っていくのを見て、心が温かく感じた」とのコメントや、「新たな物として誰かの役に立つことが成仏の概念とリンクしていて素晴らしい」という感想が寄せられました。
参加学生の感想
- - 「新たな物が誰かの役に立つことが、成仏の概念とリンクしていて感動しました。」
- - 「石井氏の話を聞いて、自分も何かを繋げていくことに興味を持った。」
このように、石井氏の講演は学生たちに多くの考えを深める機会を提供し、その後の座談会では更に深い交流が行われました。
結論
叡啓大学におけるこのイブニングラウンジは、単なる知識の提供に留まらず、参加者に新たな視点や価値感をもたらす場となりました。石井挙之氏、そして参加者の皆さんに感謝申し上げます。これからも叡啓大学は、学生たちの成長をサポートするイベントを積極的に行っていきます。
【公式サイト】
叡啓大学