小学1年生が国連気候変動会議でスピーチ予定！英語力で世界に挑む

小学1年生が気候変動会議でのスピーチに挑む

国連気候変動枠組条約締約国会議（COP29）が、来たる11月11日からアゼルバイジャンのバクーで開催される。今回は、その子ども部会に小学1年生の受講生、服部龍馬さん（6歳）が参加し、スピーチを行うことが決定した。彼のスピーチは日本時間で11月20日の19時、現地時間では14時に行われる。これは、日本からも世界の未来について意見を発信する貴重な機会であり、注目が集まっている。

英検準2級の実力を活かす

服部龍馬さんは、51Talk Japanのオンライン英会話レッスンを1年以上受講しており、その成果として英検準2級レベルの英語能力を持っている。彼がCOP29で扱うテーマは「海洋温暖化」。釣り体験を通じて出会った漁師からの話をきっかけに、海を抱える日本という島国に住む者としての視点や感じたことを、世界に向けて伝えたいと強く思うようになったそうだ。

毎日、朝晩とスピーチの練習を重ね、その内容に磨きをかけている。国際会議で話すことは、小学生にとって大きな挑戦であるが、彼はその機会を貴重な経験として受け止めている。このような国際的な舞台での参加は、子どもたちが自身の意見を持ち、発信する力を育むきっかけにもなる。

51Talk Japanの理念

株式会社51Talk Japanは、「世界と話せる能力を全ての人に」という理念の元、英語学習の環境を整備している。彼らのプラットフォーム「Brilliant KidsR」では、3歳から15歳までの子どもを対象に、外国人講師との1対1のオンライン英会話レッスンを提供している。このプログラムは、アジアを中心に50の国と地域で展開され、約4,000万人のユーザーを擁するまでに成長した。教材開発には20人以上の専門家が関与し、国際基準に基づいて設計されているため、質の高い学習が期待される。

COP29への参加

51Talk Japanの受講生は、2019年からこの国際会議に参加しており、今年で3度目の出席となる。新型コロナウイルスの影響で開催が難しくなった期間があったが、再び参加することができるようになったことに、運営側も喜びを噛み締めている。また、今回のCOP29では、日本以外にもサウジアラビア、タイ、中国からの受講生が参加する予定であり、多様な国からの視点が共有されることが期待されている。