サファイア・プリンセス、ドライドックを経て生まれ変わる
プリンセス・クルーズが手掛ける「サファイア・プリンセス」は2週間にわたるドライドックを経て、魅力的な新サービスを搭載しました。この改修では、注目のスペシャリティ・レストラン「マコト・オーシャン」と「クラウン・グリル」が新設され、2025年11月16日から営業を開始します。
サファイア・プリンセスの基本情報
サファイア・プリンセスは、総トン数115,875トン、乗客定員2,670名の大型客船です。今回の改修を通じて、船内のデザインやサービスが一新され、乗客にとって快適な体験が約束されています。
特別なダイニング体験「マコト・オーシャン」
新たに登場する「マコト・オーシャン」は、著名な日本人シェフ大桑誠氏が監修した江戸前寿司の専門店で、7デッキに位置します。ここでは、トリュフサーモンやズワイガニの手巻き、さらにはトロのタルタルなど、料理の力強さと繊細さが絶妙に調和したメニューが楽しめます。また、特製コクテルも用意されており、「玄米ネグローニ」や、ゆずとどぶろくを使った「古代の花」など、独自のアレンジが施されたドリンクも味わえます。
受賞歴がある「クラウン・グリル」
「クラウン・グリル」は、5デッキのサボイ・ダイニングに位置し、高品質なステーキ及びシーフードを提供するステーキハウスです。このレストランは洗練された雰囲気の中、細やかなサービスで知られており、長年にわたり乗客に愛されてきました。特に「船上で最高のステーキハウス」としての評価を受けており、選び抜かれた熟成牛を用いた料理が自慢です。料金はお一人様60米ドルですが、「プリンセス・プレミア」プランから予約すると追加料金なしで利用可能です。
新たな船旅の展望
改装を終えたサファイア・プリンセスは、メキシコクルーズを皮切りに、2026年には地中海及び北ヨーロッパでのクルーズを運航する予定です。また、2027年には日本で建造された「ダイヤモンド・プリンセス」と並行して運航され、韓国や台湾を含む35都市を訪れるクルーズ計画があります。このイベントは、計41出発日で行われ、より多くの日本の旅行者に新たな体験を提供するチャンスを創出します。
最後に
プリンセス・クルーズのフード&ビバレッジ部門ヴァイス・プレジデント、サミ・コーエン氏は、「マコト・オーシャン」と「クラウン・グリル」の新設によって、サファイア・プリンセスでのダイニング体験が更に向上することを期待しています。2027年の日本発着クルーズに向けて、より洗練されたサービスが提供されることに歓喜を表明しています。
詳細はプリンセス・クルーズの公式ウェブサイトで確認できます。