セーラー万年筆から誕生した美しさ際立つ『ハードメープル万年筆』

セーラー万年筆が手がける新たな逸品『ハードメープル万年筆』

東京都港区に本社を置くセーラー万年筆が、2025年5月31日より、世界数量限定で新作の万年筆『ハードメープル万年筆』を発売します。この製品は、天然木の風合いと高級感を兼ね備えた特別な一品です。

特殊加工による高級感

『ハードメープル万年筆』には、WPC（Wood Plastic Combination）技術を採用しています。この技術では、メープル材にプラスチック粒子が浸透させられ、色合いの均一さや耐久性が向上しています。表面は艶消し仕上げが施され、時間が経つほどにその美しさを増すようデザインされています。たとえば、木材の美観を維持しながらも、力学的強度や耐候性、耐摩耗性を兼ね備えています。

このWPC技術は、万年筆に限らず、建築材や家具、さらにはボートなどにも活用されています。世界各国での実績があるこの技術が、万年筆に新たな価値をもたらしています。

こだわりのカラーバリエーション

『ハードメープル万年筆』には、自然に優しいナチュラルカラーをはじめ、深い藍色を感じさせるインディゴ、上品な朱色のバーミリオンなどが用意されており、それぞれの色合いが木の質感を引き立てます。ナチュラルは素朴な木目、インディゴは深みのある独特の色味、バーミリオンは高級楽器にも使われる美しい色合いです。

権威あるペン先の秘密

万年筆の命とも言えるペン先には、セーラー万年筆が独自に開発した21金が使用されています。14金や18金よりも弾力があり、圧力をかけても安定したインク供給が可能です。“フェザータッチ”と称される驚きの書き心地は、手に取るとわかるその滑らかさに表れています。専用の金属製の大先もあり、低重心の設計によって自然な筆圧での筆記が可能となっています。