新型コロナ禍における教育支援の新たな試み
新型コロナウイルスの影響により、日本中の学校で休校や学級閉鎖が相次いでおり、それに伴って多くの子どもたちが学びの機会を失っています。こうした状況を踏まえ、特定非営利活動法人 志塾フリースクールラシーナが無料のオンライン学習支援プログラムを提供することになりました。このプログラムは、不登校や自主休校、経済的な理由で学習塾に通えない小・中学生を対象に行われています。
プログラムの背景
2020年から続くコロナ禍は、教育環境に大きな変化をもたらしました。文部科学省が推進するGIGAスクール構想により、公立の学校でもオンライン授業が実施されるようになり、少しずつその環境が整ってきました。オンライン授業は、感染防止のための手段として始まりましたが、その利点も明らかになりました。
特に、従来から不登校だった生徒たちにとっては、オンライン授業が新たな学びの窓口となり、学習を進める良い機会となったのです。当団体は、2016年から不登校の児童生徒への支援を行っており、2020年からはその活動をオンラインに拡大し、学びの機会の拡大に注力しています。
詳細な支援内容
今回のオンライン学習支援プログラムは、参加する子どもたちに英語や数学をはじめとする個別学習支援に加え、プログラミング、アート、英会話といった多様なプログラムを提供します。受講はZoomを使用したマンツーマン形式で行われ、1回のセッションは約1時間、月4回まで無料で受けられます。これは子どもたちの個々のニーズに応じた教育支援を行うための重要な仕組みです。
特に注目されるのは、アートやプログラミング、ピアノレッスンなど、ただの学科教育にとどまらず、子どもたちの総合的な成長を促すための体験の場を提供していることです。また、希望があれば事前に対面でのレクチャーも行うことで、子どもたちがより安心して参加できる環境作りにも努めています。
参加方法と今後の展望
プログラムへの参加は、志塾フリースクールラシーナの公式ホームページを介して申し込むことができます。申し込み後は、保護者や本人とのオンライン面談を行い、学習開始日を調整します。すでに合計102名の子どもたちが対象となり、それぞれの学びを楽しみにしています。
さらなる活動の幅を広げていくために、志塾フリースクールラシーナでは、他の学習支援団体や体験活動を提供する団体からの参加も受け付けています。さまざまな団体が協力することで、より多様な教育プログラムを子どもたちに提供できるよう、今後もその活動を推進していく予定です。
志塾フリースクールラシーナの紹介
特定非営利活動法人 志塾フリースクールラシーナは、2016年に設立され、富田林市で教育支援活動を行っています。生徒一人ひとりの状況に応じたサポートを大切にしながら、現在も多くの子どもたちに喜んでもらえる学びの場を提供しています。これからも、すべての子どもたちが平等に学ぶ機会を得られる社会の実現に向けて、活動を続けていきたいと考えています。
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