父の日の楽しみ方：家族との時間と人気の外食スポット

近年、父の日に対する父親たちの意識が変化しており、家族との団らんの時間が重視されていることが、全国の父親500名を対象とした調査から明らかになりました。

家族とのつながりを求める父たち

調査の結果、父の日に期待することとして「家族だんらんの時間」という回答が54.8%に達しました。特に20代の父親たちはこの割合が65%と高く、年齢と共に家族との時間の重要性を増している様子です。また、次の回答には「おいしいものを食べること」が34%で、プレゼントよりも家族とともに楽しむことへの期待が見て取れます。

外食スポットの選び方

父の日に家族と外食をする際に選ばれる料理は何でしょうか？調査によると、「寿司・回転寿司」が最も人気で、約6割の父親が回答しました。次に「焼肉」39.2%、「ファミリーレストラン」18.0%が続き、家族全員が楽しめる場所が求められていることがうかがえます。

また、外食のお店選びでは、「家族の好きな食べ物がある」という点が53.4%に上り、自分が楽しみたい料理も重要視されています。皆で美味しい食事を囲むことで、家族の絆が一層深まることが期待されるようです。

経済的な側面も考慮

とはいえ、経済的な面も無視できません。今年の父の日に関する質問では、「出費を抑えたい」と感じている父親が約6割に達しました。この結果から、家族団らんを望む一方で、経済的負担に対する考慮も強いことが分かります。出費を意識しながらも魅力的な外食を楽しむための工夫が必要となるでしょう。

この調査は、株式会社ゲインが運営する「Qzoo」によるもので、インターネットリサーチを通じて行われました。対象は全国の20歳から60歳の既婚男性で、多様な年代の声が反映されています。