伝統と芸術が融合する音のインテリア「Synclee」展示会が京都と東京で開催

京都と東京で開催される「Synclee」展示会

京都の伝統技術とサウンドアートのコラボレーションによって誕生した新しい音のインテリア、「Synclee（シンクリー）」の展示会が、2023年11月に京都と東京で開催されます。このイベントでは、環境にアクセントを与える音のプロダクトを直接体験することができます。

Syncleeとは？

「Synclee」は、メディアラボ「Laatry」と「LinNe」、「Bench Work Tatenui」などが共同制作した製品です。このプロダクトは、環境に自然に溶け込む美しい音色を持たせることで、日常生活に安らぎをもたらします。また、「CYCLEE」と呼ばれるサウンドインスタレーション作品から発展したものであり、リラクゼーションを促す音のインテリアとして位置付けられています。

展示会詳細

京都会場

- 会期: 2023年11月16日(木) - 2023年11月19日(日)
- 開催時間: 11:00-17:00 (土・日: 18:00まで)
- 所在地: 京都市中京区壬生馬場町37-3

東京会場

- 会期: 2023年11月23日(木•祝) - 2023年11月26日(日)
- 開催時間: 13:00-19:00
- ミニライブ: 2023年11月25日(土) 17:00-
- 所在地: 東京都中央区築地4-1-8

この展示会は、京都の伝統を受け継ぎながらも、現代的なアプローチで新たなライフスタイルを提案する場ともなります。特に土曜日にはミニライブも予定されており、アートと音楽が融合する特別な体験が提供されます。参加者は、Syncleeの魅力を体感し、心地よい響きを持つ環境の中で過ごすことができます。

開発の背景

「Synclee」は、音を通じた新しい生活様式を提案することを目指して制作されました。メディアラボ「Laatry」がサウンドアートの専門家とともに多くの展示を重ねた結果、環境の中に調和する製品が完成しました。京仏具の「LinNe」や京指物の技術を持つ「Bench Work Tatenui」もプロジェクトに参画し、伝統と現代を融合させた設計が実現しました。

特徴と利用のイメージ

Syncleeは、木製家具の温かみを感じられるデザインで、檜を用いて作られています。そのため、提供する音色は自然に溶け込むよう計算されており、穏やかな空間を演出します。また、アナログの操作感を持つターンテーブル型で、使用者が自由に音の配置を楽しむことができる点も特徴です。

この製品は、和の環境はもちろん、洋の暮らしの中にも調和し、多様なシチュエーションで利用することが可能です。アート作品としてだけでなく、日常生活で活用できる点も評価されています。