ICS研究所が製造業サイバーセキュリティ展に出展
株式会社ICS研究所が、2025年7月9日から11日まで幕張メッセで開催される「ものづくりワールド東京 - 製造業サイバーセキュリティ展」に初出展することが発表されました。今回の展示では、「サプライチェーンのレジリエンス強化」に焦点を当てたセキュリティ対策がテーマとなり、参加者は専門家による個別相談や体験型デモを通じて、実践的なサイバーセキュリティの手法を学ぶことができます。
出展のテーマと内容
ICS研究所のブース番号は「63-50」。出展テーマは「何から始める?サプライチェーンのレジリエンス!!」です。製造業におけるサイバーセキュリティの重要性が高まる中、企業が抱える現場課題に応じた最適な解決策を提示します。
特に、OT(Operational Technology)や制御システムのセキュリティに関する専門家が個別相談に応じるとのこと。これにより、企業は自社のニーズに合った具体的かつ実用的な対策を見つけることができるでしょう。さらに、制御システムへの攻撃や防御を可視化した実演デモも行われ、参加者は実際の状況に近い形でセキュリティ対応策を体感できます。
展示内容と体験コンテンツ
展示ブースでは以下の内容が予定されています:
- - IEC 62443準拠のセキュリティ対応事例の紹介
- - サイバーレジリエンス実演デモ(攻撃から防御までの可視化)
- - 欧州のサイバーレジリエンス法(CRA)や国際規格対応に向けたサービスの説明
- - 制御システムセキュリティ実務能力検定の体験コーナー
- - e-learningプログラム「eICS」の紹介
- - OTセキュリティの専門家による個別相談
出展の背景
昨今、製造業を取り巻くサイバーセキュリティの脅威は増加しており、サプライチェーン全体でのセキュリティ対策が求められています。特に、欧州市場における「サイバーレジリエンス法(CRA)」や、日本での新しい「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」が周知されつつあり、企業は経営の視点からもレジリエンス強化が急務です。ICS研究所は、10年以上にわたり製造業に特化した制御システムセキュリティの支援を行ってきた専門企業です。「認証取得支援」や「人材育成」、「リスク評価」といった多角的なアプローチで、法規制に対応しながらも中長期的なレジリエンス構築を支援しています。
ICS研究所について
ICS研究所は、2015年に設立された日本初のOT(制御システム)に特化したセキュリティ専門企業です。IEC 62443をはじめとした各種国際認証取得を支援し、実践的な人材育成やセキュリティ実務能力を可視化する検定を通じて、製造業のセキュリティ基盤強化を多面的に支援しております。
展示会詳細情報
- - 展示会名: ものづくりワールド 東京 - 製造業サイバーセキュリティ展
- - 会期: 2025年7月9日(水)~11日(金)
- - 時間: 10:00 ~ 17:00
- - 会場: 幕張メッセ
- - ブース番号: 63-50
- - 主催: RX Japan株式会社