眼鏡と対話しながら“経年進化”を楽しむアイウェアブランド『MIZ DIALOGUE(ミズダイアログ)』から、水島眼鏡が開発・考案した『顔幅アジャストメント』を可能にした『Ex-Temple』がリリースされました。
『MIZ DIALOGUE』は、フレームパーツのカスタマイズやオリジナルカラーの塗装など、何度でも繰り返しカスタマイズが可能なブランドとして知られています。今回リリースされた『Ex-Temple』は、そのカスタマイズ性をさらに進化させたアイテムです。
『顔幅アジャストメント』とは、MIZ DIALOGUEの所有者一人一人の左右の耳の付け根から付け根までの距離を顔幅計測器で数値化し、フレームの幅を1mm単位で調整する方法です。この高度な調整方法を実現するために、『Ex-Temple』が開発されました。
『Ex-Temple』の開発に至った背景には、小売店とメーカーの協業ブランドだからこそ生じた問題がありました。日々の接客の中で、「このサイズやデザインで掛けたいが、幅がキツいため断念する」や「できる限り調整してもらったが、掛け心地が悪く使わなくなってしまった」という声が顧客から多く寄せられていました。
『MIZ DIALOGUE』では、この問題を解決するために、水島眼鏡の技術力を駆使し、試行錯誤を重ねて顔幅アジャストメント専用のテンプル調整器具を開発しました。
『Ex-Temple』は、個々の顔幅に合わせた完璧なフィット感を提供し、従来の問題を解決する画期的な調整方法となりました。
新作『Ludwig』について
『Ex-Temple』のリリースと同時に、MIZ DIALOGUEは6型目となるベースモデル「Ludwig」を発売しました。
『Ludwig』は六角形=ヘキサゴンシェイプを採用しており、従来のベースモデルとは異なる、より個性的なデザインとなっています。
『Ludwig』は、ベース状態からカスタマイズした時の「変化が強く出るように」というコンセプトでデザインされています。例えば、バーブリッジを装着したカスタマイズは、繊細な印象から剛健な印象へ変わるように、カスタマイズを施した時により所有者が新鮮さを感じられるデザインとなっています。
ディレクターコメント
「MIZ DIALOGUE」ブランドディレクターの田代純一氏は、今回の『Ex-Temple』の開発について、「ユーザーにとって『何のための眼鏡なのか』ということについて考えさせられました」とコメントしています。
田代氏は、眼鏡の機能性とデザイン性を両立させることの重要性を強調し、「MIZ DIALOGUEでは選んでくださった人全員に『身につけたい眼鏡を快適に機能させること』は責任だと考えております」と述べています。
また、水島眼鏡株式会社代表取締役の水嶌基博氏は、「メーカーのノウハウを小売店で活かし、使い手に届けること」がメーカーのあるべき姿だと考えていると語っています。
水嶌氏は、「使い手一人一人に掛け心地を合わせる」という目標に一歩近づくことができたと語り、今後も小売店とメーカーの関係性を強化し、ユーザーの声を反映したイノベーションを生み出していくことを目指しています。
『MIZ DIALOGUE』とは?
『MIZ DIALOGUE』は、荒岡眼鏡と水島眼鏡による共同プロジェクトです。“経年進化”をコンセプトに、一本の眼鏡を長く愛用したい人に向けて、眼鏡の持続的な楽しさを提案しています。
フレームパーツのカスタマイズやオリジナルカラーの塗装など、購入後にどのように進化させていくかを一本の眼鏡と対話する時間を楽しむアイウェアブランドです。
販売店情報
『MIZ DIALOGUE』は、日本国内では「ブリンク外苑前」「ブリンクベース」「ブリンクWEBショップ」のみで販売されています。