『バタしょっと』復興支援
2016-01-27 11:10:00

岩塚製菓『バタしょっと』1袋1円を義援金に!東日本大震災復興支援の取り組み

岩塚製菓『バタしょっと』:被災地の子どもたちの笑顔と希望を繋ぐ米菓



2011年の東日本大震災から5年が経ち、被災地である福島県南相馬市の子どもたちを取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いています。そんな中、岩塚製菓が開発した米菓『バタしょっと』は、単なるお菓子を超えた、復興支援の象徴として注目を集めています。

始まりは「明日へつなごう」プロジェクト



震災直後の2011年7月、岩塚製菓は「明日へつなごう」プロジェクトを立ち上げました。揚げたての米菓を届ける活動や、南相馬市の小学校6年生を対象とした「作るぞ!元気なおせんべい授業」を通して、子どもたちと深い関わりを持つようになりました。

子どもたちの思いが形に:『バタしょっと』誕生



この活動の中で生まれたのが、『バタしょっと』です。商品開発には、南相馬市の小学生32名が参加。地元に戻れない仲間や全国の人々に元気を届けたいという子どもたちの純粋な思いが、商品開発に反映されています。バターの風味豊かな味わいと、食べやすい一口サイズ、そして国産米100%使用という安心感も魅力です。

1袋1円を義援金に:未来への投資



『バタしょっと』の販売価格の一部、なんと1袋につき1円が「南相馬市みらい夢義援金」に寄付されます。この取り組みは、単なる企業の社会貢献活動としてだけでなく、子どもたちの未来への投資、そして被災地の復興への持続的な支援として捉えることができます。

パッケージに込められた希望



パッケージには、中学を卒業し、新たな一歩を踏み出す子どもたちの笑顔がデザインされています。彼らの希望に満ちた表情は、この商品の持つメッセージを雄弁に物語っています。YouTubeの岩塚製菓公式チャンネルでは、子どもたちのメッセージ動画も公開されています。

岩塚製菓のこだわり:米・技・心



岩塚製菓は、創業以来「おいしい笑顔を届けたい」という信念を貫き、品質第一主義を掲げています。そのこだわりは、原料である米への徹底的な追求、高度な製造技術、そして消費者に届ける温かい心、この3つの「米・技・心」に凝縮されています。2014年10月からは全商品で国産米100%を実現。お米本来の旨味と風味を活かした米菓を提供し続けています。

『バタしょっと』:お菓子を超えた、復興の象徴



『バタしょっと』は、単なるお菓子ではありません。被災地の子どもたちの夢を乗せ、復興への希望を繋ぐ、いわば「復興の象徴」と言えるでしょう。その美味しさはもちろん、その背景にある物語を知ることで、私たち消費者は、この商品を食べることで、被災地への支援に参加できるという喜びを感じることができるのです。

まとめ



岩塚製菓の『バタしょっと』は、美味しさ、安心安全、そして社会貢献という三拍子が揃った、素晴らしい商品です。1袋1円という小さな一歩が、未来への大きな希望へと繋がることを願っています。

会社情報

会社名
岩塚製菓株式会社
住所
新潟県長岡市飯塚2958番地
電話番号
0258-92-4111

トピックス(経済)

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