集英社のLINEアカウント
2014-10-07 11:06:12

集英社が国内初のLINEコラボアカウントを開始し広告展開を強化

株式会社集英社は、東京都千代田区を本社に持つ企業として、国内出版業界初となる「LINEコラボアカウント」の取り組みを発表しました。この新たなサービスは、人気雑誌「Seventeen」と「non・no」の公式アカウント内で実施され、ユーザーへ広告主が促進するためのクーポンや告知メッセージを配信するためのものです。また、今後は動画の配信やユーザーを対象にしたアンケートの実施、ECサイトへの訪問促進なども視野に入れています。

これまで、大手出版社が利用していたLINEの公式アカウントでは、広告主のプロモーション内容を自由に投稿することは難しかったため、集英社の新サービスは重要な意味を持っています。「Seventeen」のLINE公式アカウントの友だち数は94万8470人、「non・no」は94万876人となっており、2誌合計で約189万人のフォロワーにリーチできることが期待されています。

「Seventeen」と「non・no」は、LINE公式アカウントにおいてそれぞれ友達数1位、2位を誇る人気ぶりであり、その成長は特に印象的です。2013年4月に設立された公式アカウントから、フォロワー数は着実に増加してきました。これらの実績を受けて、広告主からは増加したフォロワー数を活かしたプロモーション施策の要望が多く寄せられており、集英社はそのニーズに応える形でこのコラボアカウントを開設しました。

主に10代から20代前半の読者を対象にしたこの取り組みは、彼らが日常的に2〜3時間インターネットを利用している実態を鑑みて、新しい広報手段として位置づけられています。現代の若者は、情報が多様化しているため、一度に広範囲に情報を届けることが難しい中、彼らに確実にリーチできる効果が期待されています。

「Seventeen」の編集長、崎谷治氏は、「友だち数が間もなく100万人に達し、リアクションも非常に良好です。SNSと雑誌を通じて若者との密接なコミュニケーションを提供していきます」と述べています。

一方、もう一つの雑誌「non・no」の編集長、小林亘氏も、「クーポンを利用した来店促進に加えて、アンケート機能を活用したコラボ商品開発や動画によるブランディングを通じて、新しい施策を展開していきます」と語り、LINEの拡散力に期待を寄せています。

このように、集英社の「LINEコラボアカウント」は、若者に向けた新たな広告手法を打ち出し、業界内での存在感を一層強化するプロジェクトとなりそうです。今後の展開に目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社集英社
住所
東京都千代田区一ツ橋2-5-10
電話番号

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