新しい店舗体験
2020-11-24 10:10:01
IGP ROBOTICSと三越伊勢丹が生み出す新しい店舗体験
IGP ROBOTICSと三越伊勢丹が描く未来の店舗体験
新型コロナウイルスの影響により、私たちの生活は大きく変わりました。その中で小売業も新たな顧客体験を提供するための取り組みが求められています。そんな中、IGP ROBOTICSと三越伊勢丹が提携し、ロボットを用いた新しい体験が始まることが発表されました。
ロボットの導入背景と目的
IGP ROBOTICSは、サービスロボットの導入を進めている企業であり、特に小売業や医療法人に焦点を当てた新たな顧客体験の創出に尽力しています。一方、三越伊勢丹では、店舗内での感染予防策を強化し、安全な環境を提供するための努力を続けています。
今回の提携では、双方の強みを生かし、コロナ禍における新たな店舗体験の創出を目指します。また、店舗を持つ法人に対しては各種ロボットの導入支援も行う予定です。
クリスマスキャンペーンでの実践
この取り組みの第一弾として、12月1日から25日にかけて、三越伊勢丹が運営する『FOOD & TIME ISETAN YOKOHAMA』でクリスマスキャンペーンの一環として、AIコミュニケーションロボット「Cruzr Anti-Epidemicモデル」が導入されます。日本国内の商業施設で初めての試みです。
このロボットは、体温測定や案内機能を備え、利用者に安心して買い物を楽しんでもらう為のサポートをします。また、SNSを通じた情報発信や音声コミュニケーション機能も搭載されており、楽しいユーザー体験を提供します。
Cruzr Anti-Epidemicモデルの機能
Cruzrは、高さ1393mm、幅650mm、奥行き537mmのコンパクトな設計で、46kgの重さを持つロボットです。11.6インチのタッチパネルを搭載し、温度チェックを行いつつ、日本語でコミュニケーションを行います。移動速度は3段階に調整可能で、最長8時間の稼働が可能です。
顔認証機能により訪問者を特定し、発熱状況の把握も行えるため、顧客は安心して利用できます。今後は、このようにコロナ禍を見据えたロボットの導入を他の施設にも広げていく予定です。
IGP ROBOTICSのビジョン
IGP ROBOTICSは、人とロボットが共存できる社会の実現を目指しており、多様なロボットを導入しやすいプラットフォームの構築に力を入れています。彼らは今後も、さまざまな業界において更なる可能性を模索し続けます。
三越伊勢丹の取り組み
三越伊勢丹は、法人のお客様に向けた様々なソリューションを提供するだけでなく、商品開発や調達まで幅広くサポートしています。これにより、顧客のニーズに対応するための新しいアプローチが生まれています。
この提携により、両社が共に新しい形の小売業を創造し、コロナ禍における顧客体験をさらに豊かにしていくことが期待されます。今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
Senxeed Robotics株式会社
- 住所
- 東京都港区南麻布2丁目8−21SNUG MINAMIAZABU302
- 電話番号
-
03-6434-1412