経営統合で新たな未来
2024-04-01 15:10:01

スペースシャワーとSKIYAKIが経営統合!新たなエンタメの未来を切り拓くホールディングス発足

経営統合の新しい幕開け



2023年11月10日、スペースシャワーとSKIYAKIは、経営統合に向けた株式交換契約及び経営統合契約を締結し、2024年1月26日に臨時株主総会を開いて統合の承認を得ました。これにより、両社の協業が始まり、予定通り本日「スペースシャワーSKIYAKIホールディングス株式会社」として新たなスタートを切りました。

新たに誕生したホールディングスの目指す方向性



新しいホールディングスは、「EMPOWER ARTISTS & CREATORS, ENRICH FAN EXPERIENCE」というミッションを掲げています。この理念のもと、スペースシャワーの豊富な企画制作力と、SKIYAKIの先進的なシステム開発能力を組み合わせ、アーティストやクリエイターを支援する事業を展開していく方針です。

具体的には、ライブイベントやマネジメント、レーベル、放送、メディアPR、エンターテインメントカフェ、オンラインショップ、FC(ファンクラブ)活動、ECサイト運営、チケット販売、映像制作など、広範な分野での活動が期待されています。

この新たな体制によって、持続可能な創作活動の支援やDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じた付加価値の向上が図られる見込みです。特に、アーティスト・クリエイターとファンの間に新たなつながりを創出することが重要視されています。

アーリーアダプターの増加と新しい価値の提供



現在、日本では3人に1人が「推し」を持つと自認しています。この傾向はアーティストやクリエイターの活動が自律的になり、ファンとの直接的なつながりが一般化する社会において、ますます顕著になっています。また、米国の音楽リスナーの中でもスーパーファンが18%を占めており、この層に向けた新たなコンテンツやサービスの提供が世界的なトレンドとなっています。

スペースシャワーSKIYAKIホールディングスは、これらの動向を捉え、ファンとアーティストが相互に支え合うエコシステムを模索していきます。アーティスト・クリエイターとファンの関係を深めることで、両者がもたらす経済的・精神的な豊かさの実現が目指されます。

DX推進と新しいビジネスモデルの創出



ホールディングスの特徴は、「コンテンツ」と「テクノロジー」の両面を提供できることです。アーティスト・クリエイターが長く創作活動を行える環境を整え、ファンが喜びを感じながら支え続ける関係を築くためには、既存のビジネスをアップデートすることが不可欠です。

目指すは、次世代に向けた総合エンターテインメントカンパニーの形成。両社の異なる強みを活かすことで、新しい価値の提供に挑み、エンターテインメント業界の発展を担います。

中期経営計画とオフィス移転の予定



設定された中期経営計画の具体的な内容は、2024年11月の第2四半期決算公表時に発表される予定です。新ホールディングスの活動が本格化する中、2024年の7月から9月には、オフィスが渋谷道玄坂通ビルへ移転する計画も進行中です。

今回の経営統合に際して、共同社長である林吉人氏は「エンターテインメントが人々の心を揺さぶり、豊かな感情体験を提供することを目指します」とし、小久保知洋氏も「異なる文化や領域を結集し、新たなクリエイティブの可能性を追求します」と述べています。

まとめ



スペースシャワーとSKIYAKIの経営統合によって、新たなホールディングスが生まれました。アーティストとファンとの関係をより強化し、エンターテインメント業界に革新をもたらす役割が期待されています。これからの展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
スペースシャワーSKIYAKIホールディングス株式会社
住所
東京都港区六本木3-16-35イースト六本木ビル
電話番号

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