KIGURUMI.BIZ代表、加納ひろみが「THE FORGOTTEN THINGS」に登壇
2026年8月18日から30日まで、タイ・バンコクのバンコク芸術文化センターで開催されたアート展「THE FORGOTTEN THINGS」のアートトークセッションに、KIGURUMI.BIZの代表取締役、加納ひろみが登壇しました。このアート展は、日常の中で失われがちな大切な記憶やものをテーマにし、巨大なインフレータブルアートを中心に展開されています。
加納は、キャラクター製作の専門家として、キャラクターが持つ深い意味について語り、「記憶の引き出しを開ける鍵」としての役割を強調しました。彼女によれば、キャラクターはただの造形物ではなく、出会った瞬間に各人の心に眠る重要な思い出を呼び起こす力を持っているとのことです。
キャラクターが持つ力
加納は、「私にとってキャラクターは、記憶の引き出しを開ける鍵のような存在です。」と述べました。キャラクターが生まれる過程や、それに対するお客様の思い出が一体となり、一つの作品に詰め込まれていくのです。彼女はさらに、「キャラクターそのものではなく、姿を見る瞬間に心にしまわれている大切な記憶が開かれるという、キャラクターの力を強調しました。」
また、「The Forgotten Things」というテーマに関しても、心の中にしまわれている大切な記憶は決して消えてなくなるわけではなく、ただしまわれているだけかもしれないと語りました。音楽や香りのように、キャラクターも、こうした記憶を引き出すための重要な「鍵」であることを示しています。
タイとの文化交流
加納の登壇は、ただの海外イベントへの参加にとどまらず、日本とタイのクリエイターが互いに文化や技術を持ち寄る国際的な交流の一環です。KIGURUMI.BIZは、2025年にタイのBALLOON ART社との技術交流のためのMOUを締結し、本展開催の背景にもこの協力が影響しています。
新たな協働から生まれた取り組み「BiZart」は、キャラクターの立体的な制作技術と、BALLOON ARTの巨大な空間を作り出す技術を組み合わせたものです。この取り組みを通じて、従来の着ぐるみの枠を超えた新しい視覚表現を追求しています。
KIGURUMI.BIZの今後
加納は、職人の技術とデジタル技術、そして国境を越えた協働を通じて、宮崎県から世界中に新たなキャラクター文化と空間表現を広めていくことを志しています。「THE FORGOTTEN THINGS」の参加も、国際交流の一環として今後の展開が期待されます。
加納ひろみが語るキャラクターの力と記憶の価値は、私たちが日常の中で見逃しがちな大切なものを再確認させてくれる。彼女のメッセージは、キャラクターただのアートではなく、記憶や感情をつなげる架け橋であることを教えてくれます。