タイミー、愛媛県宇和島市と包括連携協定を締結
株式会社タイミー(本社:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は、愛媛県宇和島市(市長:岡原 文彰)と包括的な連携協定を締結したことを発表しました。この連携は、四国の自治体との協定締結としては初めてとなります。
宇和島市は愛媛県の南西部に位置し、温暖な気候、美しい自然、豊富な歴史と食文化を誇る魅力的な都市です。リアス海岸が広がる宇和海では、四季を問わず多種多様な魚釣りが楽しめ、磯釣りの名所としても知られています。また、地元の特産品である鯛めしやじゃこ天、さらには宇和島闘牛や牛鬼まつりなど、独自の文化も豊富に残っています。
課題を抱える宇和島市の現状
しかし、宇和島市は若年層の都市部への流出が続き、人口減少と高齢化が深刻な問題となっています。2023年の市内人口は68,828人で、2018年からの5年間で7,000人以上も減少しました。その一方で、高齢化率は年々上昇し、2023年には40.6%に達しています。このような傾向は、特に地元の柑橘農業や養殖業などの産業にも影響を及ぼしており、労働力の欠如が懸念されています。
タイミーの役割
この連携協定では、タイミーのサービスを活用して宇和島市内の潜在的な労働力を掘り起こし、地域の活性化を図ります。具体的には、市内の事業者や働き手に対し、好きな時間と場所で働ける「スポットワーク」の利便性を提供し、様々な働き方の機会を創出します。さらには、市内事業者向けに説明会を開催し、業種ごとの業務の切り出し方についての提案やサポートを実施する予定です。
タイミーは「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」というミッションの下、宇和島市の地域課題の解決に積極的に取り組む方針です。
地方自治体との連携実績
タイミーはこれまでに14道府県と23の自治体と連携協定を結んでおり、宇和島市との今回の締結で15道府県、24自治体目となります。また、四国の自治体との連携はこれが初めての試みです。これにより、地域密着型のスキマバイトサービスを提供することで、地方の人材不足の解消に寄与することが期待されます。
会社概要
- - 設立: 2017年8月
- - 代表者: 小川 嶺
- - 所在地: 東京都港区東新橋1丁目5-2 汐留シティセンター35階
- - 公式URL: タイミー株式会社
- - タイミーラボ: タイミーラボ
今後もタイミーは地域の労働力を最大限に活用し、より多くの人々に働く機会を提供し続けていきます。