レジデンシャル不動産が新たに鍵不要の内見システム導入！

鍵不要で内見が可能に！レジデンシャル不動産、新システムを導入

近年の不動産業界では、デジタルトランスフォーメーション（DX）が急務となり、顧客体験を向上させるための新しい取り組みが進められています。そうした中、株式会社レジデンシャル不動産が、鍵なしで物件の内見を可能にする不動産内見システム「Smaview 2.0」を導入しました。この新しいシステムは、テクノロジーを駆使した業務改善を図る一環として、同社が展開するリノベーションマンションに順次導入されています。

「Smaview 2.0」の特長とは？

「Smaview 2.0」は、株式会社FLIEが開発したスマート入退出サービスで、特に利便性が高いと評判です。従来の不動産内見では、仲介業者との物理的な鍵の受け渡しが必要でしたが、このシステムを使うことで、仲介者が不在でもスマートフォンを使って解錠し、自ら物件を見学することができるようになりました。これにより、内見の際の鍵の紛失や調整の手間が大幅に軽減されます。

さらに、「Smaview 2.0」はオートロック物件にも対応しており、工事を必要としないため、導入のハードルが低い点も魅力です。専用のアプリをインストールする必要はなく、直感的に使用できるWebアプリケーションを通じて運用されるため、誰でも簡単に操作が可能です。このシステムにより、入退出の記録は「Smaview Cloud」にリアルタイムで保存され、管理者はいつ誰が出入りしたかを詳細に把握することができます。こうしたセキュリティ向上の取り組みは、顧客にとっても安心できるポイントです。

DX化の重要性

レジデンシャル不動産は、3年連続でマンション買取再販ランキング1位を誇りますが、その競争力を維持・向上させるためには、さらに業務の効率化と顧客体験の向上が不可欠です。今年から取り入れた「Smaview 2.0」は、そうしたニーズに応えるべく開発されたもので、社内でのDX化を進める重要な一歩と言えます。現地での導入もスムーズで、今後は対象エリアや物件数の拡大も進めていく予定です。

今後の展望

レジデンシャル不動産は、顧客体験の向上と業務効率の最大化を目指す中で、今後もスマート技術の活用を継続するとしています。ユーザーにとっての便利さを追求することで、快適なサービスを提供することが可能となるでしょう。これに伴い、より多くの顧客が鍵なしで物件内見を楽しむ未来が見えてきました。

企業概要

株式会社レジデンシャル不動産は、「出会いに感謝」を企業理念に掲げ、中古マンションの買取再販を行っています。東京都足立区に本社を構え、国内外に30の拠点を持つ同社は、リフォーム産業新聞にて「買取再販年間販売戸数ランキング」のマンション部門で3年連続全国1位を獲得しています。今後も高品質で迅速なサービス提供を目指し、顧客満足度向上に応える企業を目指していくでしょう。