海青中学校の挑戦
2025-09-27 11:32:26

海青中学校におけるPrecious Plasticワークショップの取り組みと未来への展望

唐津市海青中学校でPrecious Plasticワークショップ開催



2025年9月25日、唐津市にある海青中学校で、NPO法人唐津Farm&FoodによるPrecious Plasticワークショップが開催されました。このイベントには、1年生52名が参加し、プラスチック資源循環について学ぶ機会が与えられました。

学びの内容と実績


ワークショップの中で、生徒たちは約8000個、20kgにおよぶペットボトルキャップを回収し、洗浄や色分けを行いました。これらのキャップを素材に、彼らは自身が考えた生物多様性をテーマにしたオリジナルのキーホルダーを制作。この制作には、海の生き物や地元の松をモチーフにしたアイデアが反映されています。

当日は校長先生も参加し、会場は大いに盛り上がりました。生徒たちの創造性が発揮された瞬間でした。

地域とのつながり


このワークショップは、唐津市の教育活動として非常に意義深いものです。特に、呼子小学校でのビーチクリーンに参加した経験がある生徒たちが、多く在籍しています。これにより、彼らは小学校から続く海洋教育と環境意識の形成が中学校に引き継がれることを実感できました。

デジタル波絵馬と万博との関連


また、生徒たちは大阪・関西万博「Blue Ocean Dome」で上映されたアニメ『おとーしゃ』も鑑賞しました。その後、海や環境への願いをデジタル波絵馬に記入し、映像と体験を通じて地域とグローバルな環境問題の関連を感じました。このような活動を通じて、子どもたちは世界の環境課題についての意識を高めることができました。

ワークショップの意義


このワークショップから得られた学びは、彼らにとっても重要な経験となりました。具体的には、次のような理解が深まったのです。
  • - ごみを資源に変える循環の力: 彼らは、廃棄物をどのように価値のある資源に変えるかを学びました。
  • - 自然や文化を未来につなぐ大切さ: 地元の自然や文化を尊重し、未来に引き継ぐことの重要性が理解できたのです。

実際に手を動かし、リサイクルを体験することで、資源循環の重要性をリアルに感じることができました。

今後の展望


制作されたアップサイクルキーホルダーは、2025年10月26日に開催される唐津市海青中学校の文化祭で展示される予定です。地域の自然や文化をテーマにしたこの作品は、生徒たちの思いや環境保護への意識を反映し、来場者にも広がることが期待されます。これを機に、持続可能な社会づくりへの関心がより一層深まることが望まれます。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人唐津Farm&Food
住所
佐賀県唐津市浦5409番地7
電話番号
090-3263-4557

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