コーセーとプレイドが共に進める顧客データ基盤の共通化
株式会社プレイドが、株式会社コーセーと協力し、7つのECサイトの顧客データ基盤を一元化する取り組みを開始しました。このプロジェクトは、コーセーが展開する人気化粧品ブランド「コスメデコルテ」を皮切りに、今後5つの他ブランドサイトも含めて進められます。狙いは、顧客が理想とする体験をより豊かに提供することです。
デジタル化の加速と顧客の多様なニーズを受けて
化粧品市場は現在、大きな変化の中にあります。顧客のニーズが多様化し、認知チャネルも細分化されている中、コーセーは新しい顧客体験を提供するためにデータを戦略的に活用する必要があります。しかし、同社は多くのブランドを持つため、各ブランドで独自に構築された顧客システムが存在し、データが分散しているという問題を抱えていました。
このシステムの分断を解消するために、コーセーは「Your Lifelong Beauty Partner」というブランドコンセプトのもと、これからのマーケティングを強化するべく進化を求めています。プレイドの「KARTE」と呼ばれるCXプラットフォームを活用し、顧客データの一元化を実現することで、全体的な顧客理解を深め、商品開発にも生かすことが期待されます。
目指すのは理想の顧客体験
具体的には、KARTEのプロダクト群とプレイドの専門パートナー「PLAID ALPHA」の協力により、各サイトでの施策の実行支援が行われます。これにより、消費者に対しては一貫したブランド体験が提供され、特にデジタル環境でのコミュニケーションの質を向上させることが目指されています。
塩谷悠氏(コーセーEC事業推進部室長)は、「デジタルにおいてもブランドの品格を感じられる顧客体験を提供することが重要」と述べ、この取り組みによって、ブランドを横断した理想的な体験の基盤が整ったと自信を示しています。顧客がより快適に商品を選び、購入できる環境を整えることで、コーセーはその成長を促進し、時代の変化に応じた価値を提供していく狙いです。
KARTE プラットフォームの概要
「KARTE」は、顧客行動をリアルタイムで解析し、個々の顧客に合わせたコミュニケーションを実現するCXプラットフォームです。このシステムは、企業のデジタルマーケティング全般を支える基盤として機能し、顧客理解を深めるための強力なツールです。
プレイドの役割と今後の展望
プレイドは、データを駆使することで人々の価値を最大化することを使命に掲げ、KARTEの提供を通じて企業の成長を支援しています。今回のコーセーとのプロジェクトは、その加速に重要な役割を果たすことが期待されています。顧客データの共通化を推進し、企業全体で協力し合い、高度な顧客体験を提供することで、新たな価値の創造を目指します。
この取り組みが成功すれば、さらなるデジタル革新が進む中で、コーセーは業界のリーダーとしての地位を確立することになるでしょう。エンゲージメントの向上に向けた新たな試みは、消費者だけでなく業界全体に新たな発見を促すことが期待されています。