ストリートアーティストBABUの特別アート展が渋谷で開催

北九州在住の人気ストリートアーティスト、BABUのアート展が東京・渋谷のミヤシタパークで開催されています。この展覧会は、BABU自身の独特な視点を生かした多彩なアート作品が並び、観客を魅了しています。

BABUのアートワーク

BABUはスケートボードを中心に活動しているアーティストであり、彼の作品は現代美術の枠を超えたものばかりです。彼は廃材やゴミ、そしてスケートボード自体を利用したコラージュ作品を制作し、街中でも多くのストリートアートを残しています。その独自の感性は旅を通じて磨かれ、映像制作や絵画、彫刻など多岐にわたるジャンルで表現されています。

近年の展覧会では「EAST-EAST: 2020, Vol.3」(ドバイ)や「Reborn-Art Festival」(宮城)、東京都内の著名な美術館でも作品を発表してきました。特に、東京藝術大学や北九州市立美術館などでの展示が評価され、BABUのアートは国内外で注目を浴びています。

エキシビション「MY DEAR FRIEND 'BABU'」

今回のエキシビションは、「MY FRIEND 'BABU'」の著者であるプロスケートボーダーの森田貴宏が企画しました。展覧会のテーマは、2018年に突如として訪れた脳梗塞からの回復をテーマにした作品の展示です。BABUは病と闘いながらも創作活動を続けており、出展される作品は脳梗塞後の貴重なものであり、一つ一つが彼の心の声を反映したものです。

この特別な展覧会では、約100点のオリジナルアートを展示販売しています。観客はBABUの作品を直接見ることができ、作家自身のストーリーや努力を感じ取ることができます。

開催情報

展覧会は2021年12月1日から2022年1月16日まで開催され、会場はミヤシタパーク南2Fの『DENIS MADE IN TOKYO』で行われています。営業時間は11時から21時までですが、特別営業日や時短営業の可能性もありますので、訪れる前に公式サイトでの確認をお勧めします。

また、12月3日にはレセプションパーティーも予定されており、アート好きはもちろん、ストリートカルチャーに興味を持つ方にとっても見逃せないイベントとなっています。