自然共生サイト認定
2025-10-02 15:37:02

六甲高山植物園が自然共生サイトに認定された理由と魅力

六甲高山植物園が「自然共生サイト」に認定



六甲山観光株式会社が運営する六甲高山植物園が、環境省の新たな基準に基づき「自然共生サイト」として認定されました。この評価は、生物多様性の保全に寄与しているとされる区域に与えられ、特に希少な動植物の育成と保全が重要な要素とされています。

六甲高山植物園の概要



開園は1933年、国内で最も古い民間の高山植物園として知られています。六甲山の冷涼な気候を生かし、世界中から集めた高山植物や寒冷地植物、さらには六甲山に自生する植物を含め、約1,500種類を展示しています。これらの植物は自然に近い状態で植栽され、観覧者に多様な自然の美しさを楽しませています。

生物多様性保全の取り組み



六甲高山植物園は、保全活動において草刈りや除草、枯木伐採などを行い、動植物にとって住みやすい環境を整えています。特にイノシシからの保護のためのフェンスも設置し、希少な植物や動物にとってのサンクチュアリとしての機能を果たすよう努めています。

環境省による「自然共生サイト」の認定が示すものはこの努力が実を結んだ証とも言えます。希少種を含め、六甲山に生息する昆虫や動物たちが生涯を持つこの場所は、今後も多様な種が繁栄し続けるための健全な生態系の維持を目指していきます。

環境教育の重要性



六甲高山植物園では単に植物を鑑賞するだけでなく、環境教育にも注力しています。訪れる人々に対して生物多様性の大切さを伝え、持続可能な未来について考える機会を提供しています。教育プログラムや普及啓発活動を通じて、子どもから大人まで、広く環境保護意識を高める取り組みを続けています。

開園情報とイベント情報



現在、高山植物園は開園中で、11月30日までの営業を予定しています。営業時間は10:00から17:00まで(最終入園は16:30)で、入園料は大人900円、小人450円となっています。また、駐車料金は1,000円です。

さらに、六甲山上では「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」というイベントも開催中で、自然とともに楽しむアートの展示が行われています。今年は61組のアーティストの作品が展示され、特に「環境への視座と思考」をテーマにした内容となっています。

イベントは同じく11月30日までの開催で、アート作品と共に六甲高山植物園を訪れることで、さらに豊かな体験ができることでしょう。

夜間イベントの開催



10月中旬から11月中旬には「ひかりの森~夜の芸術散歩~」という夜間イベントも予定されています。幻想的な光のアート作品が会場を彩るこのイベントは、昼間とは異なる表情を楽しませてくれるでしょう。参加者はライトアップされた紅葉も同時に楽しむことができます。

このように、六甲高山植物園は生物多様性の保全だけでなく、教育や文化活動としても多くの人々に喜ばれる場所であり続けています。訪れる機会があれば、ぜひこの魅力を体感してください。


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会社情報

会社名
阪神電気鉄道株式会社
住所
電話番号

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