大人のための哲学対話カフェ「家族と責任」
大阪府箕面市で開催される「家族と責任」について考える哲学対話カフェが、3月8日に行われます。このイベントは、日常生活で感じるさまざまな違和感や疑問を参加者同士で共有し、共に考える場です。このカフェでは、単に哲学の知識を学ぶのではなく、思考を深め、対話を通じて自分の考えを見つめ直すことが目的です。
「哲学対話」とは、参加者が自由に意見を述べることができるコミュニケーションの場です。前回のテーマ「学力ってなに?」から派生した意見では、「基礎学力の欠如が子供に影響を与えるのでは」という親の責任についての考察が生まれました。それに続き、今回のテーマ「家族と責任」は、さらに深堀りされた興味深い問いを引き起こしています。
この哲学対話の場では、「家族とは何か?」や「親の役割は何か?」といった基本的な問いが立ち上がることでしょう。また、「責任とは何か?」という抽象的な概念についても、参加者と共に考え、理解を深めていくことが目指されます。これらのテーマを議論することで、それぞれの参加者がどのように家族との関係性を捉えているのかを知る良い機会となるでしょう。
イベントでは、集まった参加者の興味や関心から様々な問いを出し合い、その中から一つを選んで対話を深めていくスタイルです。こうした経験を通じて、自己の思考や感情を言葉にすることの大切さを体感すると同時に、他の人々の異なる視点にも触れることができます。これにより、個々の考え方に変化や成長が生まれるかもしれません。
学生から保護者、教育関係者、さらにはかつて子供だった全ての人々が参加しやすいこのイベントは、多世代の交流を促進することを目的としています。哲学的な対話を通じて、日常から一歩離れた場所で、様々な視点や意見を交わすことで新たな発見があるでしょう。参加者はもちろん、ファシリテーターとしても成長が得られる場となることを期待しています。
イベント詳細
- - 日時: 3月8日(土) 13:30 ~ 15:30
- - 場所: 大阪府箕面市小野原西6丁目15−31 NPO法人 コクレオの森(箕面こどもの森学園)
- - 定員: 15名
- - 料金: 一般 1,000円、正会員・学生 800円(学生は25歳以下対象)
- - 申込み: Peatixページ
注意点
この企画は大人向けのため、会場内にはお子様を同伴できません。防寒対策として、温かいスリッパやブランケットなどを持参することをおすすめします。
コクレオの森とは?
コクレオの森は、「誰もが自分らしく生きられる社会」と「平和で持続可能な社会」を目指すNPO法人であり、オルタナティブスクール「箕面こどもの森学園」を運営しています。教育を通じて、民主的な社会形成を支援し、持続可能な地域づくりにも力を入れています。
このイベントを通じて、参加者が新たな考えや価値観を見つけ、自身にとっての「家族」と「責任」を再考する場となることを願っております。