学生の成長を支える新たなプラットフォーム『Career.base』の登場

学生のキャリア形成を加速する『Career.base』

2025年5月9日、株式会社haco.が新しいキャリア支援プラットフォーム『Career.base（キャリアベース）』を正式にリリースしました。このサービスは、学生の成長を「紡ぐ」ことをコンセプトに、学生一人ひとりの経験や成長を視覚化できるキャリアポートフォリオ作成機能を提供します。例えば、社会人基礎力の推移を記録しながら、自身のキャリア形成に役立つプログラムを検索することが可能になります。この新しいアプローチによって、今後は従来の職種や業種という枠を超えたキャリア選択が実現されるのです。

開発の背景

現在、多くの学生が複雑化する就活市場に直面しています。求人倍率は依然として高止まりし、学生たちは「自分に合った仕事がわからない」と感じることが多い状況です。また、大学側でも学生支援の必要が増加する中で、個別に対応することが困難になっています。『Career.base』は、学生が主体的に自己理解を深め、心から納得できる進路選択ができるような機能を持つプラットフォームとして誕生しました。

学生の経験を蓄積する新しい仕組み

学生は、入学後に様々な経験を重ねながら成長していきますが、そうした経験を記録する仕組みが不足していることが多いのが実情です。たとえば、就職活動が始まった時には、既にいくつかの貴重な経験を忘れてしまっていることが一般的です。『Career.base』では、学生が入学直後から自身の経験を簡単に記録できる「学生生活ログ」機能を搭載し、経験を後から振り返ることができるような体験を提供しています。これにより、「自分自身の経験データベース」を育てることが可能になり、自己理解を一層深められるでしょう。

Career.baseの主な機能

1. キャリアポートフォリオ作成機能
学生は、自身の思考や経験を入学直後から記録し、その成長を視覚化することができます。これは、学生が自己分析を行う上で非常に役立つ機能です。

2. プログラム検索ロジック
学生は社会人基礎力を基にしたプログラムを検索できるため、「伸ばしたい力」や「克服したい力」をもとに最適なキャリア形成プログラムを探すことができます。この機能は、今までの「業種・職種」にとらわれない新しい選択肢を提供します。

3. 大学カスタム要望対応
各大学の個別のニーズに応えるためのセミカスタム設計を採用しており、対応できる範囲が広がります。また、このサービスの導入には大学側の費用が掛からない仕組みになっているため、利用がしやすくなっています。

今後の展望

『Career.base』は、単なるキャリア支援ツールではなく、「思考を続けるためのサポートツール」としての役割を果たします。近日中に、小学校から高校までを対象にした「キャリアパスポート」との連携や、他の教育機関、自治体との協力も進める予定です。こうした取り組みを通じて、学生が自分らしいキャリアを描ける社会づくりを目指しています。

会社情報

株式会社haco.は、キャリア支援サービスの企画・開発・運営を行っています。大阪府吹田市に本社を構え、代表取締役には、元リクナビ副編集長である和田美鶴氏が就任しています。彼は、18年間のHR領域の経験を活かし、学生・企業を結ぶ新たなキャリアインフラを構築しています。

今後も、学生たちが自分の未来を自ら選び取れるような環境づくりに貢献していく『Career.base』に注目が集まります。