セイビー出資のバディカダイレクトが急成長、売買台数1,000台突破へ

バディカダイレクトが売買台数1,000台を突破

短期間での急成長

2024年1月に本格稼働を始めた株式会社バディカダイレクトは、その事業運営の中でわずか8か月で累計売買台数1,000台を突破するという驚異的な成果を上げました。この達成は、当初の予定よりも3カ月も早いものであり、業界内でも注目を集めています。

初期の挑戦と透明性

スタート当初、バディカダイレクトは「ダマさないから、ネットで売れる。」をスローガンに掲げ、東京都渋谷区の15坪という狭小なオフィスから営業を開始しました。営業担当者はわずか4名という少数精鋭で、顧客との誠実な向き合い方を最優先としてきました。

この段階での目標は、初年度に500台を取り扱うことでしたが、顧客からの多くの信頼を受けて、実際にはその目標を大幅に上回る結果となりました。特に、顧客が実際の車を見ずに取引を行うには、「透明性」と「誠実性」が非常に重要です。

信用の構築と迅速な対応

昨年から報道されている業界全体の信用低下も影響し、「バディカダイレクトは大丈夫なのか？」という懸念がありました。しかし、それにもかかわらず、業界の限界を超える問い合わせを得ることができました。これは、出張修理などのアフターメンテナンス体制が信頼構築に寄与したためです。

顧客に不便が生じた際には、代表の中野氏をはじめ、関係者全員が迅速かつ誠実に対応することで、顧客の信頼を積み重ねていきました。これこそが、バディカダイレクトの成功のカギとなった要素です。

お客様のニーズに応える努力

バディカダイレクトは、顧客からの「仕事帰りに相談したい」という声に応え、ゴールデンウイーク前から夜遅くまでのカスタマーサポートを行ったことで、多くの顧客の安心感を得ました。また、AIを活用したサポート体制も導入し、さらなる利便性を追求しました。

学びと成長の環境

6月以降はインターンシップ生も業務に参加し、顧客とのチャット対応を行うことで、全体の業績向上に大きく貢献しました。内部での仕組み化により、インターン生にもプロフェッショナルな知識を提供できる環境が整えられたことは、若い世代にとっても大きなチャンスです。通常の中古車販売のプロセスにおいて、こうした仕組みは非常に価値があります。

今後の展望

累計売買台数1,000台突破は、あくまでスタート地点です。バディカダイレクトは、今後も顧客との信頼関係を深め、「愛車のある生活」を多くの人に提供することを目指します。定期的に取材に応じ、商談風景や納車時の様子などを発信していく意向です。

透明性を大切にし、顧客満足度を向上させることが最も重要だと考えています。私たちは、セイビーと共に新たな挑戦を続けることで、さらなる成長を目指していきます。