中村海斗、新たな音楽の旅路を開く
日本のジャズシーンに新風を吹き込むドラマーであり音楽家の中村海斗が、待望のリーダーアルバム『Invisible Diary』をリリースします。本アルバムは彼の本名義での初のレコードとして、5曲が厳選されリマスタリングされました。ゲストにはギタリストの加藤一平を迎え、カルテットとクインテットの編成で新たなサウンドを作り出しています。
中村海斗はそのデビュー作『Blaque Dawn』で若干20歳ながら鮮烈な印象を残しました。彼の音楽にはフレッシュさと躍動感が溢れ、リスナーを惹きつけてやみません。しかし、彼がこの2年間で経験してきた人生の転機や別れ、新たな出発を通じて、今回のアルバムはより深みのある成熟した音楽へと昇華しました。
アルバム全体に描かれる壮大な物語
以前のデビューアルバムとは異なり、本作では全体を通して壮大な物語が展開されます。リスナーはそれぞれの曲の中で自分自身のストーリーを見つけることができるでしょう。中村海斗の音楽は、ただ聴くためのものではなく、聴く者の心に直接響く体験を提供します。すでに多くの評価を得ている彼の音楽には、感情や情景が巧みに描写されており、聴く者の想像力を掻き立てること間違いありません。
音楽界の先駆者である新井和輝(King Gnu)は、「今の海斗のモードが、日本のジャズシーン全体を次のステージに引き上げると信じている」とコメントしました。また石若駿は、「海斗のアルバムを聴いていると、彼との長い付き合いを感じる。彼の表現力は飛躍的に成長しており、音楽家としての素晴らしさを感じる」と語っています。これらのコメントは、中村海斗の才能と彼が築いている音楽の価値を物語っています。
曲の紹介とリリース情報
アルバムは、A面とB面に分かれ、それぞれに独自のパートがあります。特に5つのパートに分けられた組曲は、彼の人生や経験がそのまま音楽に投影されており、聴く者の心を揺さぶります。どの曲にも中村海斗の強い意志が感じられ、各曲で共演するミュージシャンたちもその素晴らしさを引き出されています。
次にリリース情報ですが、アルバム『Invisible Diary』は2025年6月18日リリース予定で、規格番号はASGE68、販売価格は4,500円(税込)となります。本作はアナログレコード形式でリリースされるため、ジャズファンはもちろん、音楽好きにはたまらないコレクターズアイテムとなるでしょう。
さらに、アルバムのダイジェスト音源も公開されていますので、ぜひ耳を傾けてみてください。音楽の新たな可能性を探る中村海斗の今後に期待が寄せられています。彼の音楽の旅がどのように続いていくのか、今後の展開にも目が離せません!