ミライロが資金調達
2021-02-12 10:00:03
新たな未来を創る!「ミライロ」が2億8,000万円の資金調達を発表
ダイバーシティとインクルージョンの先駆者「ミライロ」の挑戦
大阪府を拠点とする株式会社ミライロは、障害者の視点からダイバーシティとインクルージョン(D&I)の推進を図る企業として知られています。このたび、ミライロは2億8,000万円という大規模な資金調達を実施しました。この資金は、障害者が直面する環境的なバリアの解消をさらに加速するために使われる予定です。
コロナ禍での影響
新型コロナウイルス感染症の影響は、障害者やその家族にとって多大な制約となりました。就学や就労、生活全般において、その選択肢が限られている現状が浮き彫りになっています。ミライロは、この課題に立ち向かうべく、資金を活用し、ユニバーサルデザインやユニバーサルマナーの普及促進、サービス開発、そして新規顧客獲得のためのマーケティングに力を入れる方針です。
確実な成長と課題
2000年以降、特に交通機関において日本のバリアフリーは大きく進展を遂げましたが、依然として多くのサービスが不足しています。特に、障害者が安心して日常生活を送れる社会の構築は急務です。このため、ミライロは障害者雇用の向上や障害者が活躍できる社会の実現を強く目指し、各企業と連携して新たなソリューションを模索しています。
企業との連携
大阪市高速電気軌道株式会社や京王電鉄、さくらインターネットなど、複数の企業がミライロのビジョンに賛同し、パートナーシップを結んでいます。これにより、ユニバーサルデザインのさらなる発展を目指し、交通機関やインターネットインフラを通じた障害者の支援を推進しています。
例えば、京王電鉄は「ミライロID」を利用した割引制度を提供し、さくらインターネットは障害者が「やりたいこと」を「できる」社会を目指しています。これらの連携は、障害者の生活環境を改善し、彼らの社会参加を促進する重要な一歩となります。
障害者支援の意義と未来
ミライロ社の成長に寄与することは、ひいては日本全体の成長にもつながります。未来を切り開くために、企業や代表者がそれぞれの立場から支援を行うことで、障害者が不安なく、自由に生活できる社会を築くことが可能です。今回の資金調達はその重要なアクションの一つであり、今後の活動に大きな期待が寄せられています。
これからのビジョン
ミライロは、障害者の生活が豊かになる新たなソリューションの開発や、障害を価値に変える「バリアバリュー」の拡大を目指しています。その実現に向けて、企業や自治体、さらには地域社会と共に、障害者が明るい未来を切り開くための支援を続けていくでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ミライロ
- 住所
- 大阪府大阪市淀川区西中島3-8-15EPO SHINOSAKA BUILDING 8F
- 電話番号
-
06-6195-7853