株式会社ヨコソーがユースエール企業に認定
神奈川県横須賀市に本社を持つ株式会社ヨコソーは、業界での革新を目指して数々の取り組みを行っており、ついに若者雇用促進法に基づくユースエール企業として認定を受けました。この認定は、若者の雇用管理状況が優良である中小企業に与えられるもので、ヨコソーはその基準をクリアしました。
ユースエール認定制度とは?
ユースエール認定制度は、若者が活躍できる職場環境を整えるために設けられた制度です。認定を受けるための具体的な基準の一つには、直近の3年間で新卒者の正社員離職率が20%以下であることが求められる他、育児休業取得者の数やデータの公表も重要視されています。これにより、企業が若者にとって働きやすい環境を提供しているかが評価されるのです。
株式会社ヨコソーが実施する若者雇用促進策
1. 定着率100%の成功
株式会社ヨコソーは、過去3年間に新卒及び中途で24名を採用した結果、離職者ゼロの定着率100%を達成しました。この成果は職場環境や働き方改革の積極的な取り組みが寄与していると考えられます。
2. ジェンダー平等を実現する採用方針
建設業界では男性が多くを占めるイメージがありますが、ヨコソーは男女を問わずに施工管理職としての採用を行っています。実際に、現場で活躍する女性社員も多く、女性が活躍しやすい職場環境の構築に力を入れています。加えて、建築学部出身だけでなく、多様なバックグラウンドの社員を受け入れる研修制度を整えています。
3. 業界理解を深める取り組み
ヨコソーでは、選考過程で学生に実際の現場を見学してもらう機会を設け、建設業界に対する理解を深めることに努めています。これにより、未経験者でも安心して業界に飛び込むことができる環境が整っています。
4. 働きやすい職場環境の整備
働き方改革の一環として、全拠点で21時には施錠し退出を義務付けています。この取り組みにより、長時間労働の防止やワークライフバランスの確保を図っています。その結果、正社員の平均月間所定外労働時間は14.3時間とされています。
5. 奨学金返済支援制度の導入
2019年4月からは、若手社員の奨学金返済をサポートする制度も始まります。この制度は、社員が安心してキャリアを築ける環境を作り出すことを目的としています。
今後の展望
1908年に創業された株式会社ヨコソーは、2018年に110周年を迎えました。今後も持続的な成長を図りながら、「安全第一で働きがいのある職場の確立」を実現し、社員の育成やお客様への良質なサービス提供に努めてまいります。さらなる革新を目指して、今後も注目が集まる企業です。
企業情報
株式会社ヨコソーは、首都圏に5つの拠点を展開し、マンションの大規模修繕工事やリフォーム事業を行っています。資本金は1億円、現在171名の社員を抱えています。売上高は87億円(2018年度)です。詳しい情報は
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