ロボフィスとオムロンの業務提携
近年、製造業においては効率化や生産性向上が重要な課題となっており、デジタル技術の導入が欠かせません。このたび、RPA導入とDXコンサルティングを専門とするロボフィス株式会社は、オムロン株式会社との業務提携を発表しました。両社は製造業と社会システムにおける業務プロセスの改善に注力する体制を整えました。
提携の背景
製造現場では、デジタイゼーションやデジタライゼーションが進む中で、業務プロセスの見直しが急務です。ロボフィスは、これまで多様な業界向けに業務の自動化や効率化のためのコンサルティングサービスを提供してきました。それに加え、オムロンは製造業に深い知見を持ち、ITスキルを身に付けた現場社員による業務改善を支援するサービスを展開しています。
両社の強みをかけ合わせることで、製造業のお客様にとって価値のある業務プロセス改善サービスをより迅速に提供できる見込みです。
実施項目の概要
業務提携の下で、オムロンが持つ製造業に関する業務プロセスの知見をロボフィスと共有し合います。具体的には、オムロンのデータ活用ソリューション事業部が提供するサービスや、ロボフィスが蓄積した業務プロセス改善に関する知見を活用します。
1.
オムロンからの知見提供: 事業プロセスに関連する情報を相互に共有し、学び合うことの利点が期待されます。
2.
データソリューションの活用: オムロンのデータを活用したソリューションが、オートメーション推進の鍵を握ります。
3.
コンサルティング経験の融合: ロボフィスが培ったコンサルティングスキルによって、より効果的な業務改善につなげることが可能となります。
ロボフィスについて
ロボフィスは、日本における人口減少の中、人的資源から最大限の成果を生み出すため、RPA技術やDX関連のソリューションを提案しています。これまでに42の自治体と200以上の民間企業に対して、コンサルティングと人材育成支援を行ってきました。
同社の経営理念は、「クライアントと共に伴走し、成功を共に実現する」というもので、効率的な業務改善を目指しています。この提携によって、さらなるサービス向上が期待されます。
オムロンについて
オムロン株式会社は、オートメーション技術のリーディングカンパニーとして、制御機器やヘルスケア商品を展開している企業です。1933年に設立された同社は、現在、全世界で約28,000名の社員を擁し、130カ国以上で事業を展開しています。データの活用を通じて、より良い社会の実現に貢献しています。
詳しいサービス内容は、ロボフィスの公式ウェブサイトに掲載されており、製造業向けのBPR支援に関する情報も充実しています。また、オムロンの公式サイトでも最新の技術情報が提供されています。両社の協力による業務改善が、今後の製造業における新たな地平を切り開くことに期待が寄せられています。