ココロミルが「TOKYO UPGRADE SQUARE」に登録し社会課題解決に挑む

ココロミル、東京都の新たな挑戦

株式会社ココロミルが東京都中小企業振興公社が主催する「TOKYO UPGRADE SQUARE」の『スタートアップメンバープラス』に登録し、行政との連携を強化することが決まりました。この取り組みでは、日本の人口減少や高齢化が進む中で重要な役割を果たすことを目指しています。

特に、生活習慣病に関する対策として「循環器病」に焦点を当てています。これにより、医療費や介護費の削減、さらには労働力を維持する効果が期待されます。これらの施策は、東京都内のさまざまな行政機関と結びつけることによって実現されます。ココロミルは、自治体と連携して健康づくりのモデルを共創し、社会の課題解決に貢献することを目指します。

「ホーム心臓ドック®」の導入

ココロミルが提供する「ホーム心臓ドック®」は、自宅で手軽に心臓をチェックできるサービスです。このサービスは、特に慢性的な心疾患のリスクを早期に発見できる点が大きな魅力です。不整脈や睡眠時無呼吸症候群、ストレスの兆候などを高精度に検出することが可能です。この自宅でできる検査により、従来の健康診断では見逃されていた心疾患リスクを発見することができます。

「ホーム心臓ドック®」の主な特徴は、以下の通りです：

- 高精度なウェアラブル心電計を使用
- 自宅に届くキットで、簡単に検査が実施可能
- 臨床検査技師が解析した詳細なレポートを受け取ることができる
- オンライン診療サービスも提供

TOKYO UPGRADE SQUAREとは

東京都は、スタートアップの革新的なアイデアを統合することで、行政の課題を迅速に解決するためのフィールドを構築しています。「TOKYO UPGRADE SQUARE」は、その中でスタートアップに対して行政の課題を提示し、スタートアップとの連携を支援する場を提供します。

この拠点では、コワーキングスペースやイベントスペースの提供だけでなく、各種のセミナーやワークショップも行われています。これにより、スタートアップが成長するための支援が充実しています。必要に応じて、VCや金融機関、大企業などとのつながりも提供されるため、さまざまな視点からの必要な支援を受けることができます。

スタートアップメンバープラスとその支援概要

ココロミルが参加する「スタートアップメンバープラス」は、約2年間にわたってスタートアップに対して集中して支援を行います。このメンバーシップでは、提案活動やPR活動に関する支援が行われ、具体的な戦略と活動の実施を促進します。

採択の背景と意義

「ホーム心臓ドック®」を活用した取り組みは、心疾患予防や健康寿命の延伸に貢献することが期待されています。ココロミルのスタッフは、今回の採択をとても喜んでおり、隠れた心疾患を早期に発見することで、利用者の命を守ることができると語っています。総合的な健康維持に向け、東京都内の行政機関と連携した取り組みを強化していくことが重要です。

この取り組みによって、医療費や介護費の削減、さらには持続可能な地域社会の構築に貢献できることが期待されています。自治体と共に新たな健康づくりのモデルを実現し、健康づくりの可能性を広げていくことを目指すココロミルの動きから目が離せません。