バングラデシュへのユーグレナクッキー配布活動が始動！学生ボランティアが支援

バングラデシュへの緊急支援活動が始まる

2024年8月9日、株式会社ユーグレナとグラミンユーグレナ社は、バングラデシュにおける緊急支援として、栄養価の高いユーグレナクッキーの配布を開始しました。この活動は、現地の学生ボランティアと共同で行われ、特に暴動の影響で負傷した人々が治療を受けている公立病院4施設を対象としています。配布予定数は最大20万食に上ります。

支援背景とその必要性

最近、バングラデシュではデモ隊と警察の間に激しい衝突が起こり、前首相の辞任後に暫定政府が発足しました。情勢はまだ不安定で、多くの学生ボランティアがSNSを使って組織的に活動しています。彼らは被災地域の掃除や交通整理、また地域の安全を守るための見回りなど、自発的にさまざまなボランティア活動を行っています。

しかし、これまでの暴動の影響で、多くの人々が負傷し、その中には経済的に厳しい状況に置かれた学生も多数見受けられます。彼らの治療には時間がかかっており、特に精神的な支援が急務です。こうした状況を受け、ユーグレナ社とその提携先は支援活動を行うことを決断しました。

ユーグレナクッキー配布の詳細

今回の支援活動は、ユーグレナ社の創業者・出雲氏が学生時代にバングラデシュの栄養問題を目の当たりにし、素晴らしい栄養価を持つユーグレナを活用したいという思いから始まりました。2014年には、バングラデシュの子どもたちに栄養豊富なユーグレナクッキーを配布する「ユーグレナGENKIプログラム」をスタートさせ、これまでに約1,837万食を配布してきました。

今回の配布活動は、グラミン・ダノン社との連携により実現しました。グラミン・ダノン社は、地域の栄養問題や貧困問題を解決するためにさまざまな活動を行っています。三社の意図が一致し、支援の第一弾としてユーグレナクッキーを選択しました。これにより迅速に食料を届けることが可能となりました。

未来に向けた支援

今後も、現地のニーズに応じた支援を続けていく予定です。バングラデシュの人々が平和な環境で生活できるよう、迅速な行動が求められています。ユーグレナ社は、持続可能な未来を目指して、様々な形で支援を続けていくことを約束しています。

バングラデシュの復興と、そこに住む人々の生活向上に寄与するため、私たちはこれからも努力を続けます。